こんにちは。
台湾鐵路の東部幹線で列車事故があり18名の方がお亡くなりになるという悲しいニュースがありました。原因はいまだに不明のようですが、身近な鉄道で起きた惨事だけに恐ろしいです。
僕は鉄道好きでして、これまでも、かなりの回数、東部幹線・西部幹線で、今回事故が起きた車両「普悠瑪号」こと、TEMU2000型列車に乗車したことがあります。
既に報道されていますが、TEMU2000型は、日本製、日本車輛製造の豊川工場で全量生産され、台湾へ輸出された車両です。
カープでも速度を落とさず走行できる「振り子列車」となっており、東部幹線の花蓮以南、花蓮⇔台東間が電化された際、台湾鐵路を代表する列車となりました。
台南駅で列車をまっていると、台湾のちびっこがお母さんに「普悠瑪に乗りたい!普悠瑪じゃなきゃ嫌だ!」と駄々をこねている光景を見た事があるくらい、人気の列車です。
既に発生してしまった取り返しのつかない事ですが、原因が判明次第、再発防止を徹底してほしいです。日本人としては、日本製車両の機械的な不具合が事故原因でなければよいなと思います。
僕は、鉄道以上に安全で環境に優しく、効率的な輸送手段はないと考えています。
今日、世界で何名の人が自動車事故で亡くなっているか?そう考えると飛行機や鉄道は安全な乗り物です。尚更、このような事故で鉄道が危険というイメージがつくのは悲しいです。
さて、今日は名古屋めしの話題です。
「名古屋めし」の話題はビックリするほど反応が薄い。。。
前のブログでお知らせしましたが、しばらく台湾と日本の記事を交互に書こうと考えています。今回は日本の記事、具体的には「名古屋めし」の記事の2本目です。
前回、1本目の名古屋めしの紹介では、僕が愛してやまない、誰にも教えたくない麺類食堂の「味噌煮込みうどん」や「味噌カツ丼」を紹介しました。
【関連リンク】【魅惑の名古屋めし①】名古屋を代表する麺類食堂。名古屋市東区「岩正手打ちうどん店」
写真も美味しそうだし、ページビュー増えるかと思ったのですが、記事を読んでくれる人少なすぎです。。。名古屋が人気が無いのは本当なんだなと思いました。
「なっなっ名古屋なのに「台湾ラーメン」「台湾まぜそば」「台湾カレー」。゚(゚^∀^゚)゚。ギャーハッハッハ」みたいな名古屋めし茶化す記事は、僕的に微塵も面白くないですし。
ブログ読者さんには東海地方の方もいると思うので、もうちょっとブログを拡散してくれませんか。。。(´・ω・`)
といいつつ、今回は、名古屋めしの男飯「あんかけスパゲティ」を紹介します。パスタ(スパゲティ)なのに女性ファンが圧倒的に少ないという、名古屋特有の料理です!
「あんけけスパゲティ」の魅力
あんかけスパとは・・・
茹でたスパゲティにソースを和えるイタリアのパスタとは異なり、あらかじめゆで置きしておいた太いスパゲッティを、焼きそばのように、ラードや植物油で炒め、中華料理の餡のような粘性とコクのある辛味の効いたソースがかかった料理である。
名古屋めしの中で、「手羽先」「ひつまぶし」「きしめん」「味噌煮込みうどん」などに比べ知名度が低い「あんかけスパ」。台湾のステーキは、あんかけスパに似ているという記事を書きましたね!
【関連リンク】あの名古屋めしと似てる気がするな。。。台南のステーキ屋で台湾風ステーキを食べまくり!
あんかけスパは、2ミリ以上の極太パスタを茹でたあと、水洗いして、大量のラードで浸すように炒めるという、パスタの概念を覆すような調理法の料理です。
ソースは、じゃがいも、たまねぎ、にんじんを炒めて長時間煮込んで作るとの事。最後に胡椒で辛味をつけます。野菜ベースですが、他では食べたことのないスパイシー味わいです。
麺が太く、ボリュームがあるので男性が好む料理です。ボリューム感、油っぽさ、独特な辛味が、そしてトッピングの柔軟性が人気の秘訣だと思います。
世界最大のカレーチェーン、ココ壱も、あんかけスパのお店「パスタデココ」を経営しています。ココ壱も愛知県一宮市の会社なので、ある意味名古屋めしですね。
あんかけスパは、名古屋の中心「栄」に2店舗構える「ヨコイ」。それに栄の隣、新栄にある「そーれ」が発祥の店だといわれています。
あんかけソースの作り方を公開したので、瞬く間に名古屋市内で、あんかけスパを出す店が増え、名古屋市内では圧倒的な人気を誇るスパゲッティになったとの事です。
栄から新栄のCBC辺りに、あんかけスパの人気店がたくさんあります。それぞれのお店に、ソースに個性があるので、食べ歩きすると楽しいですよ!
僕は、小学生の頃、既にあんかけスパを食べていた記憶があるので、30年以上前には既に、名古屋のみならず東海地方には広まっていた料理だと思います。
僕のお気に入りは千種駅前の「あんかけ家」
食べ歩いた僕が一番美味しいと思うのが、今日紹介する「あんかけ家」です。名古屋市内に数店舗展開するチェーン店です。本店は藤が丘にあります。
僕がいつも行くのは、JR中央線と市営地下鉄東山線の千種駅前の店舗です。非常に狭い店舗です。20名程度入店できます。
千種駅付近は、河合塾があったり、オフィスも多いのでお昼時は行列ができます。料理自体は比較的早く提供されます。長く待つ必要はないので心配無用です。
あんかけスパのメニューは多彩!
あんかけスパはトッピングの多種多様で、メニューが豊富なところも魅力です。
どのお店でも、「たまねぎ炒め」「卵焼き(黄金焼き)」「揚げ物」「ウインナーベーコン」の各種トッピングがあり、追加トッピングも可能なので、バリエーションは無限大です。
名古屋めしに共通するのは柔軟性だと思います。
メニュー名も独特です。初見の人は何の事だか解らないこと必至です。「カントリー」「ミラカン」「ピカタ」「ミラネーズ」「オリーブ」「ポパイ」などなど。
メニューの内容説明は割愛しますが、東海地方のどのお店でも上記のメニューはあると思います。奥深いですよ!
僕がいつも食べるのは「ミラネーズ」!
僕がいつも注文するのは、「ミラネーズ」に目玉焼きトッピングです。値段は680円に目玉焼き50円、麺の増量100円で合計830円です。
麺の量、ソースの量、トッピングも追加できる。そうです!ココ壱のシステムとそっくりですよね!
あんかけスパ屋では、どのお店でもコンソメスープが最初に提供されます。これも美味しいです。
ミラネーズとは、ウインナー・ベーコン・マッシュルームの炒めものをトッピングした、あんかけスパです。あんかけスパの中でも、かなりポピュラーなメニューかと思います。
ラードで炒めたパスタの香りが素晴らしいです。体に悪いものを食べているという罪悪感はあるものの食欲が沸いてきます。そこにギャバンのナツメグを振りかけると最高です!
水洗いした2ミリ以上の太さのある太麺は、独特のモチモチとした食感で美味しいです。
そして、ソースですが、お店のよって、胡椒の辛さが強い店、天津飯の餡のような店なでありますが、このお店のソースはドミグラスソースみたいです。辛すぎず丁度よいと思います。
「あんかけスパ」を食べた事が無い方は、是非とも一度食べてみてください!東海地方にお住まいの方は、食べ比べて美味しいお店を発見してみてはいかがでしょうか?
場所
時間:11時~16時、17時~21時