こんにちは。
今日の話題は、昨日に引き続き日本国内の鉄道と節約術についてです。台湾の記事ではありません。
台南在住の僕は、日本へ一時帰国時、憧れだった寝台列車サンライズ出雲のB寝台シングルに乗って、神戸市の三宮駅から東京駅まで移動しました。
【リンク】【鉄道ネタ①】初体験！一時帰国中に寝台特急サンライズで上京してみた！
サンライズでの三宮駅→東京駅の移動時間は7時間。ベッド付きの個室で快適に移動できました！が！しかし！
三宮駅→東京駅の寝台列車の運賃は総支払額で19,760円！！！凄く高かったです。
寝台列車で散財した僕は、東京で遊んだあと、地元の東海地方に帰郷するときの交通費を極限まで切り詰める必要がありました。
そのため、春休み・夏休み・冬休み期間に利用できる、節約きっぷの代名詞「青春１８きっぷ」を使うことは勿論、
「青春１８きっぷ」を使ったうえで、どこまで節約できるか？チャレンジしました！無茶苦茶ケチ臭い話で恐縮ですが、皆さんの節約のヒントになればと思います。参考にしてください！
青春１８きっぷとは？
青春18きっぷ（せいしゅんじゅうはちきっぷ）は、旅客鉄道会社全線（JR線）の普通列車、快速列車が1日乗り放題となる、販売および使用期間限定の特別企画乗車券（トクトクきっぷ）である。
有名な切符なので、説明する必要はないかもしれませんが、念のため少し説明します。
青春１８きっぷとは、上記引用のとおり、JR各線の普通列車、快速列車が１日乗り放題となる切符です。以下で捕捉します。
①利用期間
青春１８きっぷは、利用期間が決まっています。通年で使用できる切符ではありません。発行されるのは学生が休みに入る年に３期間のみです。
2018年の利用期間は、春季は3月1日～4月10日、夏季は7月20日～9月10日、冬季は12月10日～1月10日です。本日3月16日は、春の18きっぷ利用可能期間です。
②青春１８きっぷの料金
5回分のスタンプを押す箇所がある
青春18きっぷの料金は、1枚5回分で11,850円です。1回あたり2,370円です。5回分というのは、1人で5回使ってもよいし、5人で1回使ってもよいです。
ただし、切符は1回毎に切り離しができません。このあたりが回数券とは異なります。つまり、複数人で同時に使う場合は、同時に行動する必要があります。
また一人で使い切る場合は、利用期間1か月強の間に5回、1日2,370円以上の区間で、電車に乗らないと損をしてしまいます。(元がとれません)
③その他のルール
青春18きっぷは、一部例外を除いて、JRの普通列車と快速列車にしか乗れません。
例え、追加で特急券を買ったとしても特急列車に乗ることはできません。その様な場合は、別途乗車券を購入する必要があります。
また、元々は、国鉄やJRだったけど、第3セクターに経営移管した路線や、JRと相互乗り入れをしている路線(例：りんかい線)などは、青春18きっぷでは乗車できません。
今回は、東京→名古屋を青春１８きっぷで移動！
今回の帰郷では、東京駅→名古屋駅を青春１８きっぷで移動しました。青春１８きっぷのルール通り、東京→名古屋間を走る普通と快速列車を乗り継ぎました。
東京駅→名古屋駅間の移動手段と料金を高いもの順に並べますと。。。
①東海道新幹線のぞみ→1時間40分→11,090円
②東海道新幹線こだま→2時間50分→8,300円 ※ぷらっとこだま利用
③JR新東名ハイウェイバス→5時間→2,400円～5,250円 ※新東名スーパーライナー昼便 ※運賃は販売時期に応じ異なる。※土日は安い料金は4,200円。高い料金が5,250円。
④JR在来線→6時間30分→2,370円 ※青春１８きっぷ利用
青春１８きっぷ利用での東京→名古屋JR在来線移動は時間がかかります。また乗り換え回数も多いので疲れます。
費用対効果の観点から、②のぷらっとこだま利用が一番、価格と所要時間のバランスが良いと思っています。しかし、今の僕には8,300円を払う余裕はありません！
寝台列車での散財を取り戻すべく、青春18きっぷ1回分2,370円の更なる圧縮へ愚直に取り組みましたので、その方法を紹介します！
青春１８きっぷの節約方法
節約方法と言っていますが、画期的なアイデアが詰まっているのではなく、とてもな愚直な方法を積み上げてコストダウンしています。
考え方によっては、ここまで手間暇かける必要があるのか？と思われるかもしれませんが、良かったら参考にしてください！
節約①青春１８きっぷは、駅で買わないで金券屋で買おう！
上記のとおり、青春１８きっぷの料金は、1枚5回分で11,850円です。しかし、これは駅で買った場合の値段です。
青春１８きっぷは、販売シーズンになると、新幹線回数券と同様に、金券ショップで取り扱いしています。
新橋の金券ショップのレシート
当然のことながら、駅で買うより、金券ショップで買った方が安いです。今回、僕は東京新橋の金券ショップで11,450円で購入しました！これで400円の節約です。
これで1回あたり換算で、2,370円→2,290円へ80円の節約ができました。
ポイントは、金券ショップでは5回分の青春１８きっぷを買ってください。残り2回分や3回分の青春１８きっぷも売っていますが、割高なので買わないでください。
節約②青春１８きっぷは、2回又は1回分を残し、オークションで売ろう！
青春１８きっぷの節約術で、最も効果的なのは、自分で3・4回利用→残った１．2回分をオークションで売ることです。
青春１８きっぷは、1か月強利用の期間内で5回利用する必要があります。この5回利用のハードルが高く、1回分もしくは2回分のみ使いたいという需要が大きいです。
従って、ヤフオクやメルカリのようなオークションサイトでは、定価よりも高く売ることができます。
今回、僕は青春18きっぷを3回利用して、残った2回分をヤフオクで売りました。売れた値段は6,500円です。
定価2,370円の2回分4,740円に対し、オークションでは1,700円近くのプレミアが付きました！運が良いと、6,500円より高い値段で売れるのですが。。。残念！
但し、送料205円とヤフオクの手数料561円を支払う必要がありますので、僕の手元に入るお金は5,734円です。売却益は994円です。
ヤフオクの手数料は、今はキャンペーン期間中で、手数料同額をTポイントで還元してくれますが、一応費用としてみています。
この売却益994円と、先に金券ショップで節約した400円を合計すると1,394円の節約となります。
これで1回あたり換算で、2,370円→1,905円となったわけです！東京駅→名古屋駅の電車賃が1,905円なんて安いですよね！
節約の注意点
この節約術の重要なポイントは、価値が高い残り１・2回分の青春18きっぷを高値で売りぬくことです。
しかし、青春18きっぷには利用期限があります。今春の青春１８きっぷの利用期限は4月10日までです。
注意してほしいのは、利用期限ギリギリになってしまったら、オークションに出品しても買い手が現れない可能性があります。
オークションで売ろうと思う場合は、最低利用期限の２週間前には売ってしまった方が得策です。
いかがでしょうか？僕が思う青春18きっぷの上手な使い方は、東京⇔高崎間くらいの中距離の日帰り旅行で使うのがスマートでよいと思います。
今春の青春１８きっぷの期限まで、あと4週間近くありますので、巧く青春18きっぷを使ってお得な旅行をしてみてください！
そして、浮いたお金で、台湾旅行をしましょうね！