台南在住日本人がオススメする。台南に来たら食べてほしい「滷味店」3選!!

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こんにちは。

春節期間の台南は晴天で、静かで、暖かいです。2018年になってから、寒暖差が激しい日が続きましたが、やっと春がきたなと思います。

さて、今日のテーマは、台南市内ではどこでも食べられる料理「滷味」についてです。

最近、ブログのタイトルの付け方を試行錯誤しています。今日のタイトルは、観光ブログによくあるタイトルからパクリました!インスパイアされました!

まあ、その手のタイトルなら最低でも「7選」とかあるのが普通なのかもしれませんが、パロディーみたいものなので、中途半端に「3選」にしています。

日本人に人気の観光地台湾。その中でグルメは重要なコンテンツだと思います。マンゴーかき氷や、小籠包などの台湾観光の定番メニューがあるわけです。

しかしながら、台湾観光で日本人に人気の料理と、台湾で普段食べられている料理は違うと思います。

このブログは、台南在住の僕が、台南生活を発信するブログです。台南のリアルをお伝えする義務があると思うのです!

というわけで、台湾で日本人が食べないけど、台湾人には良く食べられている、ある意味、可哀想な料理「滷味」にスポットをあてたいと思います。

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そもそも、「滷味」とはどんな料理

「滷味」を説明するうえで、ウィキペディアに何か文献がないか調べましたが日本語ではありませんでした。

僕の解釈で説明しますと、煮込み料理であることから「台湾版のおでん」というのが適切だと思います。

台湾のコンビニで必ずあるゆで卵は、あれはお茶と香辛料の汁で煮込んでいます。その、香辛料がはいっているであろう「滷汁」で具材を煮込む料理です。

具材は、豚肉の各部位や、豆腐、昆布などに加え、キャベツなどの野菜、店によってはインスタントラーメンなど多彩です。

一般的な滷味

台湾では、屋台でも、大衆食堂でも食べれますし、専門店もある人気料理です。

注文方法は、たくさんの調理済の具材が並んでいて、個人個人が、ザルに好きな食材を入れ、それを受け、店員が食材を刻み、「滷汁」で煮込んで出来上がり!です。

初めて滷味を食べようと思う人へアドバイス

さて、台湾に何度が観光されている方でも、滷味を見かけた事があっても、食べた事がある人は少ないのではないでしょうか?

まあ、小籠包も食べないといけないし、魯肉飯も食べたい!お茶とスイーツも食べないと!!それに滷味なんて料理は、ananの台湾特集には載ってないですもんね。

そんな滷味を食べたことが無い人へ、台南在住の僕が絶対に失敗しない滷味との接し方をアドバイスしたいと思います。

旅行初日は食べない方がよい!

滷味は、上の写真でお解りいただけるかと思いますが、漢方系の香辛料の入った汁で煮込まれています。つまり、香りが独特です

料理が美味しい国として知られる台湾ですが、台湾を旅行した日本人の中にも、「台湾の料理はまずかった」とか、「台湾の料理は食べれなくて、食事はずっとマックだった」

という話を時々聞きます。そのような感想を持つ日本人の大半は、滷味や、コンビニの茹で卵、魯肉飯などの香辛料が合わないからだと思います。

香りというのは、食欲を左右する重要な要素です。第一印象で拒否反応をもってしまうと、その後もずっと気持ち悪くなってしまい、折角の台湾旅行が台無しになってしまいます。

滷味にどうしても挑戦したいなら、旅行最終日、できたら最後の食事にした方がよいでしょう!

潔癖症の人は食べない方が良い!

僕は潔癖症ではありません。しかし。夜市の料理などは絶対食べません。台湾は日本とは違います。台湾では、衛生面において日本人の感覚では許せない状況に出くわすことは多いです。

滷味に食べる時は、衛生面では気になる事だらけです。まず、煮込まれている具材が陳列されている訳ですが、その姿がまず清潔そうに見えません。

まあ、色合いが茶色かかっていますし、長時間野ざらしになっているわけです。最後に火を通すので問題ないとは思いますが。。。

また、自分の好きな食材をザルにいれるのですが、そのザルも、殆どの店が汚いです。要は、ザルを使い回しています。ザルを1回毎に洗ったりしていないわけです。

ザルと同様に、具材を刻むまな板も、どうみても綺麗には思えません。

ただ、最後に火を通していますし、僕は幾度となく滷味を食べていますが、腹を壊したことはありませんよ!

臓物などの珍味が苦手な人は食べない方が良い!

滷味の具材の主役は、豚肉の各部位です。豚の角煮のように美味しそうな部位や、豚の耳、皮、心臓、脚など、豚のどの部分なのか確認できるものもあります。

しかし、中には得体のしれない謎な部位もおおいです。はっきり言ってグロい感じの食材もあります。

したがって、珍味的な食材を見るのや食べるのが苦手な人は食べない方が良いです。


以上がアドバイスです。

おいこら!暗に「食べない方がよいお!」と言っているのじゃねーの?と思われるかもしれません。

そんなことはありません!滷味は、最初の難関をクリアし場数を踏むと、癖になる絶品料理なのです!僕も、あと半年くらいしたらそうなるに違いありません!

僕は今、滷味の修行中なのです!

台南で滷味を出すお店3店を一挙紹介!

修行中の僕はいろんな店にいって滷味を食べています。最初は、その魅力が理解できませんでしたが、最近は少しずつ「美味しいかも。。。」と思えるようになってきました。

そんな滷味を出すお店3店舗を紹介します!

①小杜意麵

具材①

具材②

完成した滷味

以前、深夜営業している人気麺屋さんで紹介したお店です。このお店では、意麺のお供に殆どの人が滷味を注文しています。

【リンク】台南に遅く着いても大丈夫!22時以降営業している麺屋2店を紹介「民生路無名意麵 」「小杜意麵」 

価格も具材ごとに明示されています。滷味は、具材を自分で好きに組わせるので、価格は出てくるまで解らない事が多いですが、このお店の大体値段が解ります。

写真をご覧いただくと解ると思いますが、具材の種類も多いです。味ですが、このお店の滷味は香りと塩味が強めです。台湾の標準的な滷味だと思います。

場所

住所:台南市中西區友愛街143號

時間:16時30分~深夜1時30分(金曜、土曜、日曜)、深夜1時(月曜~木曜)

②朗頡水餃

具材と調理風景

朗頡水餃の滷味

このお店も、以前、水餃子が美味しいお店として紹介しています。水餃子と麺、そして滷味が人気です。

【リンク】【これが好きなら台湾通】お得なお店「朗頡水餃」で食べる滷味 

このお店の滷味は安いです。各具材の価格は明示されていません。お店のおばちゃんが、完成した滷味を運んできてくれるときに価格を伝えてくれます。

写真で確か65TWDだったかと思います。具材では、豆腐や昆布の値段は安いですが、肉系が高いです。

味は、香りが控えめで比較的食べやすい味だと思います。

場所

住所:台南市東區富農街一段209號
時間:11時~20時30分(土曜定休)

③香圃麺店

店頭

具材①

具材②

香圃麺店の滷味

このお店は、ブログ初登場です!

僕が今、大注目している通り、台南市「大同路」にある大きな麺屋さんです。営業時間も朝8時~深夜1時までと長く、いつもお客さんで賑わっています。

このお店も、麺や水餃子を扱っていますが、滷味のブースが大きいのが特徴です。写真を見ていただたら解りますが、肉の種類も凄く多いです。そして結構グロい見た目です。

また滷味自体にも特徴があります。まず、何も言わないと温めてくれない事です。暖かいものが食べたいときは、「燙」と指定しましょう!

また、このお店は、仕上げに醤油みたいなタレを大量にかけてくれます。このタレが凄い塩辛いです。

台湾の料理は、日本料理に比べ塩気がすくない事が多いですが、このお店の滷味は、日本の煮物同様の塩辛さがあります。

台湾人のお客さんの大半は、滷味を注文しています。人気料理ですし滷味の陳列は圧巻です!一度試してみてください!

場所

住所:台南市東區大同路二段63號
時間:8時~深夜1時


いかがですか?どのお店も美味しそうでしょ?

台南を訪れたら、是非ともチャレンジしてみてください!また、皆さんの滷味に対するエピソードや感想などあれば聞かせてくださいね!

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コメント

  1. ゴダ より:

    こんにちは(^ ^)
    僕は1番目のやつが美味しそうだな〜と思いました。
    台南はあんまり行かないですが・・・行った時はぜひ食べてみたいです(><)

  2. David より:

    ゴダさん

    メッセージありがとうございます。
    1番目のお店は、台南の街中にあるので行きやすいですよ!

    ゴダさんくらい台湾歴が長いと、滷味は好物ですか?

  3. ゴダ より:

    滷味好きですよ!
    ただ、やっぱり味の良し悪しはあると思います。
    この1番目の店は美味しそうに見えます(^ ^)