こんにちは。
今日は、日本へ一時帰国したときのお話です。
このブログは、僕の台湾・台南での生活を中心に記事を書いています。僕は日本での生活が疲れ、台南に住んでいるわけですが、決して日本が嫌いなわけではありません。
台湾に住んでいる日本人には、「この人、台湾が好きなのではなくて、日本が嫌いなんだろうな。。。」と思える人もいますが、僕はそんなことはありません!
台湾も日本も大好きです!ということで日本のニュースにも関心を持っています。
ということで、本当は、台湾の関係で書くことがいっぱいあるのですが、日本でショッキングなニュースがありました。
今日は、そのショッキングなニュースに関連する記事を書くことにします。
神田神保町の名店「いもや」が2018年3月一杯で閉店!!
今日の記事を要約すると、神田神保町の天ぷら店「いもや」で天ぷら定食を食べて旨かった!という内容です。
もともと、日本へ一時帰国時に、神田神保町へ行って天ぷらを食べることを楽しみにしていましたので。。。
本来は、ただそれだけの記事を書くつもりでした。ところが、昨日3月20日に衝撃的な記事がネットに掲載されていました。
『いもやは、昭和34年来の約60年に亘って、皆様にご愛顧いただきましたが、3月31日を持ちまして閉店することとなりました。いもや店主』(原文ママ)
閉店するのは神保町2丁目にある『天丼・いもや』と『とんかつ・いもや』の2店舗。いずれも故・宮田三郎氏が立ち上げ、現在は妻の静江さんが経営する直営店だ。その場には“最後に食べておかねば”とばかりに連日、店前に行列ができる賑わいを見せている。
神田神保町に現在3店舗ある「いもや」ですが、そのうち、直営店、天丼・とんかつの2店舗が3月31日で閉店するそうです。やばいです。無茶苦茶ショックです。
今回、一時帰国したのは3月初旬。その時点で、僕は閉店する事をしりませんでした。天丼いもやの行列が長く感じましたが、人気店なのでそんなものだろうと思っていました。
今回、紹介するのは、同じ神田神保町にある「いもや」でも、暖簾分けで独立した支店の「天ぷらいもや」です。こちらは、4月以降も営業すると、店内の張り紙に書いてありました!
天ぷらを食べているとき、「なんで4月以降営業なんて張り紙あるんだろ?(´・ω・`)」思いましたが、思い返すと直営店の閉店を受けての張り紙だったのですね!
神保町の名店が続々と閉店していく。。。。
以前のブログで、同じく神田神保町の有名洋食店「キッチン南海」を紹介したことがありました。
【リンク】【東京流れ者②】変わりゆく神田神保町で「キッチン南海」のカツカレーを食べる
キッチン南海関係のページビューが急に増えたことがありました。原因を調べてみると、キッチン南海が閉店するという誤報が流れたようです。
結局、キッチン南海は閉店などせず、現在も営業をしています。しかし、神田神保町の名店の中には、終わりが近くなっている店が多いように感じます。
半チャンラーメンで有名な「さぶちゃん」も閉店してしまいました。
また、いもやの直営店は今月で閉店しますが、嘗て神田神保町や神田淡路町には、暖簾分けした多くの「いもや」がありました。
詳しい原因はわかりませんが、店主の高齢化と後継者不足、周辺の再開発などの影響があるみたいです。
神田神保町に行けば当たり前に営業していて、いつも食べてたお店が、無くなってしまうというのは本当に寂しく、悲しい話ですね。。。
4月以降も営業する、神田神保町最後のいもや
さて、前置きが長くなりましたが、閉店しない方のいもやの紹介です!
こちらは、都営三田線神田神保町駅の近くにあります。すでに閉店している、直営のいもや本店の近くにあります。
いもやに共通して言えることですが、いもやの店内はどこも殺気だっています。賑やかではなく、シーンと張りつめた雰囲気になっています。
静かすぎて、お茶をすすること、お茶碗を置く音などが聞こえてくるくらいです。
そんな雰囲気のお店なので、当然のことながら写真撮影が難しいです。写真が少ないのでご了承ください。
メニューですが、定食は、えび定食850円と、天ぷら定食650円の2種類です。それに加え、おしんこ100円や、天ぷらを単品で追加できます。
店員さんは、老夫婦とアルバイトの若い女性の計3名です。以前はご夫婦で営業していた記憶がありますが、バイトの人が増えて安心です。
そして、繰り返しになりますが、「4月以降も営業しますのでよろしくお願いします」と店内の張り紙に書いてあります。
天ぷら定食+おしんこ+穴子の天ぷら単品!
僕は、夕方17時の開店前に、並んで入店しましたので、最初のロットの天ぷらを食べることができました!
天ぷら定食650円、穴子天ぷら200円、おしんこ100円の合計950円です!このお得な値段こそが「いもや」最大の魅力です。
そして、天ぷらは注文を受けてから、目の前で揚げてくれます。江戸前で胡麻油の香りが良いです。
天ぷら定食には、エビ、イカ、キス、カボチャ、春菊が入っています。それだけでもボリュームがありますが、穴子一匹が加わるとすごいボリュームです!
穴子の単品ですが、5人くらいのお客さんが注文した時点で、売り切れていましたので、早めに注文した方がよいですね!
もうひとつ、いもや特有のルールがあります。お茶碗の米粒を一粒も残さなかったら、ごはんの大盛、お替りは無料です!
いもやの、米とみそ汁は本当に美味しいです!この日も、勿論、ご飯をお替りしましたよ!
思い立ったら直ぐに神保町へ行こう!
こちらのいもやは、これからも営業するので安心しました。
しかし、そう遠くない将来、間違いなく神保町にある名店達は閉店していくと思います。無くなってしまったら再び食べることはできません。
皆さん、思い立ったら即行動で、神保町へ行った方がよいですよ!