【東京流れ者⑦】絶滅危惧!?半チャンラーメンを初体験!神田神保町「伊峡」

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こんにちは。

今日から台湾は大型連休に入ります。台南の街角でも、「台湾風春巻」を売っている姿をよく見かけます。この季節に食べるもののようです。

今週末から台湾へ旅行される予定の方は、公共交通機関の予約が難しいことを前提に予定を立てた方がよいと思います。

さて、今日は東京の話題です。先日紹介した、神田神保町の有名定食店「いもや」の直営店が本日3月31日で閉店します。

【リンク】【東京流れ者⑥】直営店は3月で閉店!神田神保町の名店「いもや」で天ぷら定食を食べてきた!

僕にとって「いもや」の閉店は大ショックです。本当なら、今日も台湾から神田神保町へ飛んでいきたい気分です。まあ、それは大袈裟ですが。。。

神田神保町の名物が少しずつ無くなっている事実に、居ても立っても居られなくなった僕は、数ある神保町名物のひとつを食べた事がないことを思い出し、即行動しました!

今日は、古き良き神田神保町の名物料理のひとつ「半チャンラーメン」を紹介したいと思います!

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半チャンラーメンとは?

そもそも、半チャンラーメンが、どんな料理かご存知ですか?まあ想像できる料理名だとは思いますが。。。

半チャンラーメンとは、ラーメンとハーフサイズの炒飯(半チャン)がセットになってものを指します。

ラーメンと炒飯を食べたいけど、一人前ずつでは量が多いなと感じるサラリーマンや学生に適量なセットメニューとして、愛されているメニューです。

以前のブログでも少し触れていますが、昨年11月まで営業していた神田神保町のラーメン店「さぶちゃん」が半チャンラーメンの元祖と言われています。

神保町の有名店さぶちゃん。閉店を告げる張り紙

残念ながら、さぶちゃんは、昨年11月、惜しまれつつも閉店してしまいました。さぶちゃんは有名店でしたので、閉店のニュースはネットニュースになりました。

神保町の半チャンラーメン御三家のひとつ「伊峡」

残念ながら、半チャンラーメン元祖の「さぶちゃん」で、半チャンラーメンを食べることはできません。もう一生食べれないわけです。

最近歳をとってきたからか、「二度と食べれない」などと言われると、大して食べたくもなかったのに残念な気分になるものです。そもそも僕は、普段からラーメンを食べないので。

しかし、今を逃すと、この残念な気持ちもすぐ忘れ去ってしまって、一生、神保町で半チャンラーメンを食べれない気がしました。

神田神保町には、半チャンラーメン御三家と言われるお店があります。ひとつは前述の「さぶちゃん」、それに加え「伊峡」と「成光」の3店舗です。

御三家=ビック3の筆頭である「さぶちゃん」なき今、僕が食べれるのは、営業している「伊峡」と「成光」です。

神保町半チャンラーメンの2大巨頭となって両店のうち、僕は「伊峡」に行ってみることにしました!

神保町、半チャンラーメン界の巨頭「伊峡」

伊峡①

伊峡②

メニュー

再開発の波が押し寄せている神田神保町ですが、「伊峡」がある周辺は、いまだに昭和の雰囲気を残しています。

皇居や丸の内などがあり、日本の首都、東京のその中心である千代田にある建物とは思えないくらい味わいがあります。

開店して、確実に50年以上が経っている、歴史的にも価値がある建築物のような気がしますが、放置していたら崩れてしまいそうです。

店頭に貼られている政党のポスターが何とも香ばしいです。確か、となりの閉店している店舗は嘗て「いもや」だったのではないかと思います。

店先にメニューの看板があります。ラーメンは430円!タンメンが530円!そして半チャンラーメンが630円など、価格も昭和の値段となっています。

メニューの看板の上から紙が貼られ、値段が改訂されています。消費税増税前はもっと安かったのですね!

半チャンラーメンを注文!

半チャンラーメン630円

外観に圧倒されて、店内の写真を撮るのを忘れていました!というか、雰囲気的に写真撮るのは難しい感じでした。しかし料理の写真は撮りましたよ!

店内は、カウンターのみ、15人くらい座れば満席になります。ご主人らしき人と、若い男性が調理場におり、女性が配膳をしてくれます。

平日のお昼に訪れましたが、ちょくちょくお客さんがくるといった感じで、満席にはなっていません。

みんな半チャンラーメンを注文するのかと思いきや、チャーシュー麺やタンメンを注文しているお客さんが多いです!僕は、勿論、半チャンラーメン630円を注文しました!

写真を見てお分かりいただけるかと思いますが、絵にかいたような昔ながらの醤油ラーメンです。麺が細く1分もしないうちに茹で上がります。

ラーメンの味は、まあ普通の醤油ラーメンです。これが懐かしい味とでもいうのでしょうか。。。

炒飯は、作り置きのものを、注文の度に火を入れて温めます。注文を受けた量だけでなく、中華鍋に入っている炒飯全てを何度も温めています。なので、炒飯はオコゲだらけです!

ランチタイムは麺の大盛無料でしたので、630円でお腹いっぱいになりました!

神田神保町名物半チャンラーメンは思い出補正系の美味しさだった!

念願だった半チャンラーメンを食しました!皆さんは美味しそうに感じましたか?僕の感想は、「味はまあまあ美味しいかな(´・ω・`)」と思いました。

しかし、駆け出しのサラリーマン時代や学生時代に、このお店で半チャンラーメンを食べて空腹を満たしていた人からすれば、涙がでるくらい懐かしく、美味しい味なのだと思います。

特に、今ほど外食店の種類も多くなく、ラーメンも醤油ラーメンだけだった時代の団塊世代以上の年代の人からすると格別に懐かしい味なのではないでしょうか?

「伊峡」の半チャンラーメンの味は、一部の人にとって、まだ若かった、青かった自分を思い出させてくれる味なのだと思います!

僕にもそういった味があります。まあ、僕は東海地方っ子ですので、「スガキヤ」のラーメンなんて正にそんな感じですね。

神田神保町半チャンラーメン2大巨頭に興味のあるかたは、是非ともトライしてみてくださいね!

場所

住所: 東京都千代田区神田神保町1丁目4

時間:11時~19時 土曜日は18時閉店 日曜定休

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