【東京流れ者②】変わりゆく神田神保町で「キッチン南海」のカツカレーを食べる

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あけましておめでとうございます。

元旦の台南は晴天です。穏やかで温かいです。新年いかがお過ごしでしょうか?

僕は特に予定がありません。中国語の勉強をしようと思っています。勉強は1日さぼると、次の日以降やる気がなくなるので、

毎日必ず、単語を覚えるでもなんでもよいので机に向かっています。

という事で今年の抱負は「中国語」をマスターすることです!

大みそかは帰宅後、部屋で紅白をみていました。僕の部屋は家賃が高いだけにNHKワールドプレミアムが視聴可能なのです!

台南に住んで日本のテレビ見るくらいなら、中国語のニュースでも見ろ!と反省しながらも、後半は見入ってしまいました。

椎名林檎とトータス松本の「目抜き通り」良かったですねよ?GINZA SIXに関する記事も書きたいなと思っています。

さて、東京でのお話です。本の街、カレーの街、学生街などなど、色々な表情を見せる街「神田神保町」。

久しぶりに神保町をブラブラと歩いて感じた事と、カレーのお話です。正月と関係ないだろ!と思うかもしれませんが、

日本の皆さんも、明日にはおせちに飽きることでしょう。正月連休明けに役立つ情報ですよ!

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水道橋駅から神町町をお散歩

浅草東洋館で昼12時から夕方16時半まで漫才を満喫した僕は、浅草の街を散歩したあと、台東区循環バスで、JR鶯谷駅にいき、そこから水道橋駅を移動しました。

【東京流れ者①】浅草東洋館で「ナイツ」や「U字工事」をはじめとする漫才を4時間半観てきた!!

日が暮れた神保町を歩いていると、以前よりチェーン店が増えた印象を受けます。長く営業していた個人店が閉店しています。

そんななかでショックだったことが2つありました。

ショック①さぶんちゃんが閉店してた

写真がありませんが、半チャンラーメンの有名店「さぶちゃん」が閉店していました。

店の前を通りましたが、11月末で閉店しましたという張り紙が張ってあります。

神保町を代表する有名店だっただけに大変残念です。ご主人が高齢でしのたので、後継者の問題で閉店したのだと推測します。

こういった有名店を継ぎたいと思う人は多いのではないかと思いますが、なかなか巧くいかないのでしょうか?

それとももっと別の事情で閉店したのでしょうか。

ショック②いもや本店(天ぷら定食)が閉店してた

天婦羅いもや

神保町に、とんかつ、天丼、天ぷら定食と数店店構える有名店「いもや」

その中で天ぷら定食を出す本店が閉店していました。これは本当にショックです。

関東に住んでいた時、とんかつ・天丼いもやも好きでした。しかし本店の定食をたべることが多かったです。

当時天ぷら定食が600円か650円だったと思います、それに200円のアナゴ天、100円の御新香を付けたら、凄い贅沢した気分になったものです。

ごはんをお替りして、米粒を残さず食べたら無料などの独自ルールもありました。

現在でも、とんかつ、天丼、暖簾分けした天のぷら定食の3店舗は営業中です。

とんかついもやの殺伐とした雰囲気が嫌いです。↓みたいな日常です。


とんかつ店員「とんかつですか~?」

客「ヒレカツひとつ!」

とんかつ店員「チッ」


個人店や中小資本は淘汰されていく時代なのかな。。。

上記の2店舗以外にも、本屋だと書泉がABCマートに変わっていたり、味のある飲食店(ラーメンエイトとか)がどんどん減っていっています。

バブル期に街を挙げて地上げを阻止し、街並みを守ったという神田神保町。

自転車で10分走れば丸の内という好立地にも関わらず、渋い低層建築が立ち並ぶ風景も、

東京五輪が引き金となった再開発、高齢化による後継者不足、大資本が小資本を駆逐する経済原理が重なって、表情を変えていっています。

池波正太郎の著書にも記述のある、万惣フルーツパーラーでさえ、廃業して別の建物が建っています。

神保町から淡路町にかけての街並みを、今のうちにしっかり見ておくことをおススメします。

神保町を代表する名店「キッチン南海」でカツカレーとしょうが焼き

水道橋駅から、散歩すること20分くらい、すずらん通りに今回紹介するお店「キッチン南海」があります。

こちらのお店、説明不要なくらい神保町では有名店です。

キッチン南海

メニュー

キッチン南海は洋食屋さんです。主なメニューは盛り合わせとカレーです。

盛り合わせは、チキンカツ+しょうが焼きのように、2種類のおかずの組み合わせです。カレーは、プレーンカレー、カツカレー、コロッケカレーの3種類です。

キッチン南海はカレーの専門店ではありません。しかしこのお店のカツカレーは、有名カレー店が多い神保町の中でも特に人気があり、

神保町でカレーと言えば?と問えば、「キッチン南海!」と答える人も必ず居るというくらいのカレーの名店でもあります。

店内を見回すと、盛り合わせ頼む人半分、カツカレーを頼む人半分といったところでしょうか。

今回、カツカレー大盛り850円と、生姜焼き単品250円を注文しました。

カツカレー大盛り850円

カツカレー大盛り850円

凄いボリュームです。神保町周辺には、日大、明大、専修など大学が多いためか、量が多い店が多いです。

このお店のカレーの特徴は、ルーが黒い事です。サラサラして結構辛いです。そして薄く大きなトンカツがドンと載っており、キャベツの千切りが添えられています。

お客が多いので、カツは揚げたて、ごはんは炊き立て、カレーは熱々です。もうこれだけで美味しいのです。

昔から思っているのですが、キッチン南海のカツカレーは不思議な魅力を持っています。

それは、カツ単体、カレー単体で食べるとそれほど美味しいものでは無いと思います。脂っこいですし。

しかし、それがカツカレーになった瞬間、とんでもなく旨い料理に変身します。

薄いカツと、黒く辛く塩辛いカレー、そして炊き立てのご飯、これが三位一体となって、逸品を生むのだと思います。

しょうが焼き単品250円

しょうが焼き250円安い!

午後13時から単品メニューが注文可能です。カツカレーと共に人気がある、盛り合わ定食についている豚しょうが焼きです。

250円の単品おかずなので、量が少ないと思うと大間違いです。豚肉もしっかりと量がありますし、付け合わせのスパゲッティ、キャベツの千切りもたっぷりあります。

キッチン南海のカレーやおかずは、白飯をたくさん食べさせる為の味付けです。しっかりと味がついています。

良く炒めてある玉葱と、脂身多めの豚肉に醤油ベースの生姜ダレが良く合います。

中年だから量を控えめにと思うのですが、香りを嗅ぐとついつい注文してします、中毒性の高い逸品です。

いつまでも変わらないでいて欲しい名店

今回、久しぶりに訪れたキッチン南海は、相変わらず美味しく、がっつり量がある良店でした。

でも大将も歳をとってきたし、僕がよく通っていた時代にいた、金髪で出来る女性店員も居なくなってしまいました。

まあ変わっていくことは必然ではありますが、寂しい気もします。

2018年中に東京へいって、キッチン南海のカツカレーを食べる!これも今年の目標のひとつです!

場所


場所 東京都千代田区神田神保町1丁目5

電話   03-3292-0036

時間 11時15分~20時(日曜定休)

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