【東京流れ者⑧】神田にある大衆割烹「三州屋」で絶品!銀ムツのあら煮定食を食らう!

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こんにちは。

今日は4月2日。日本では新年度が本格的に始まる日ですね。

新社会人の人が仕事を始めたり、税金などの規則が変わったりと、何かと変化を感じる1週間なのではないでしょうか?

ここ台湾は年度が替わるわけではありません。台南の街も春暇であること以外特に変化のない街並みです。

さて、今日は東京の話題です。このブログでは台南在住の僕の生活を紹介しているわけですが、僕は結構な頻度で日本へ帰国しています。

僕は、東京の街を眺めるのが大好きでして、帰国のたびに東京で遊んでいます。前回、3月の帰国の時は、老舗のお店で食事をするのに嵌りました。

神田神保町の天ぷら定食の「いもや」、同じく神田神保町で半チャンラーメンの有名なお店「伊峡」を紹介しました。

【リンク】【東京流れ者⑥】直営店は3月で閉店!神田神保町の名店「いもや」で天ぷら定食を食べてきた!

【リンク】【東京流れ者⑦】絶滅危惧!?半チャンラーメンを初体験!神田神保町「伊峡」

3月の帰国で行った東京のお店紹介の最後は、サラリーマンの街、神田駅近くにある老舗大衆割烹です!

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神田駅前の路地にある大衆割烹「三州屋」

三州屋

銀座や飯田橋にもある大衆割烹「三州屋」。神田駅前には、嘗て本店と今回紹介する支店の2店舗が、近距離で営業していました。

しかし、僕の知らぬ間に本店は閉店してしまったようです。従って、現在、神田駅前で営業している三州屋は1店舗のみです。

東京では結構みかける三州屋ですが、店舗毎にメニュー構成は大分異なるように感じます。

神田駅前の三州屋のメニューの特徴や、何といっても肉料理と揚げ物が殆どないことです。

メニューが凄く多いので正確には解りませんが、肉を使っているメニューは「鳥豆腐」という湯豆腐みたいなメニューと「肉豆腐」だけだと思います。

従ってメニューの主体は、魚と野菜です。それも、刺身、焼き魚、煮魚、鍋やお新香などが中心となります。フライや天ぷらは一切ないです。

居酒屋でなく大衆割烹?

店舗の外側からは、中の様子をうかがうことのできない、なんとも一見には入りにくいお店です。

細くて薄暗い、古い建物が立ち並ぶ路地の中にあるので、尚更入りにくいですが、一旦扉を開けると、外からは想像できないくらい、広く明るい店内です。

コの字型で白木造りの綺麗なカウンターと、入って向かって右側がテーブル席、左側が畳になっています。何とも良い雰囲気です。これぞ割烹!という感じです。

店員さんも、割烹着を来た初老の女性ばかりです。若い女性や男性は一人もいません。昔はこんなお店、たくさんあったのだと思いますが、今になると貴重ですよね!

お酒の種類も、ビールは瓶ビールのみ、確かチューハイもなかったと思います。非常にクラシカルです。

このお店が居酒屋ではなく割烹と名乗っているのは、昼から夜まで通しで営業しているからだと思います。

昼11時~夜22時まで営業して、昼はサラリーマンのランチ、昼下がりは呑兵衛たちの憩いの場、そして夜は再びサラリーマンの憩いの場になります。

定食は常時提供

お酒やおつまみといった居酒屋系のメニューが充実していますが、定食のメニューも通しで提供してくれます。

ランチタイム限定といったメニューはありません。僕は、昔から三州屋を定食屋として利用しています!

銀ムツのあら煮定食を食らう!

銀ムツあら煮定食

三州屋にいって必ず食べる定食が、この「銀ムツあら煮定食」です。4年くらい前までは900円くらいで食べれたはずですが、今回、1,200円くらいに値上がりしてました!

それでも、それだけのお金を出して食べる価値は十分あると思える美味しさです。

銀ムツという魚は、ムツの代替魚として食べられるようになったらしく、昔は安い魚だったそうです。

しかし、近年は、漁獲量の減少や、味が美味しいことで需要が増えたことから、本家のムツより値段が高いらしいです。

ものまねタレントが、本家よりも売れてしまったみたいな現象ですよね!

定食には、ごはん、みそ汁、お新香、小鉢がついてきます。三州屋はおかずだけではなく、米、お新香、みそ汁、全てが絶品です。

特に台湾生活が長い僕にとっては、大変感激する美味しさです。写真のみそ汁なんて、すごく美味しそうでしょ?

メインの銀ムツのあら煮ですが、大きい身が3切れ入っています。皮が厚く、皮の周り、そして身に脂がよく乗って絶品の白身魚です。

また、三州屋の煮魚に使う煮汁は絶品だと思います。煮魚の汁だけでご飯が食べれるレベルです。

煮魚というのは難しい料理だと思いますが、煮込み具合もちょうどよく、仕上げの山椒の香りも最高です!

東京都内でも、銀ムツのあら煮を食べれるお店って少ないと思います。

また、築地などの観光地では、食べれたとしても、無茶苦茶高かったりすると思うので、東京駅の隣、神田駅から徒歩3分くらいでいけるこちらのお店はおススメですよ!

地方から上京したての新社会人の方も、独特のお店の雰囲気と、東京の下町の雰囲気を味わってみてください!

場所

住所:東京都千代田区内神田3丁目21−5

時間:11時~22時 日曜定休

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