【台南発の日帰り旅行】嘉義散歩④いつも大行列の有名店。嘉義市東區中正路「林聰明沙鍋魚頭本店」

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こんにちは。

5回に亘ってお送りしている「台南発の日帰り旅行。嘉義散歩編」今回は4回目です。今回と次回は嘉義グルメを紹介したいと思います。

嘉義を舞台とした映画「KANO」は「嘉義農林」という日本統治時代の農業高校が甲子園に出場するお話です。

嘉義は日本統治時代から現在に至るまで農業が盛んな土地です。農業が盛んな土地は、料理が美味しいに決まっています。

嘉義も台南と同じように、観光地でありグルメの街でもあります。

僕は、週末に時々嘉義を散歩するのですが、土日はいつも大行列のお店があります。並んでまで食べたくないと思って避けていました。

しかし、今回の嘉義散歩は平日に行ったので、運がよい事に行列なしで食べることができましのたで紹介します!

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嘉義市の繁華街「中正路」でいつも大行列のお店

嘉義市は小さな街です。台南は小さい街だと言われますが、嘉義は更に小さいです。台湾鉄道嘉義駅から3キロくらい離れたらもう郊外になってしまいます。

僕の感覚では嘉義の市街地は、台湾鉄道嘉義駅から「KANO」にも出てくるロータリーの間までだと思います。1日あれば余裕で歩いて回れます。

嘉義市内の商店街のような繁華街、夜は夜市ような賑わいになる通り「中正路」に今日紹介するお店「林聰明沙鍋魚頭本店」があります。

日本語に直訳すると「賢い林さんの沙鍋魚頭屋さん」でしょうか!?日本人は絶対つけない店名ですね。

林聰明沙鍋魚頭は嘉義市内に2店舗あります。今回紹介するのは本店です。支店も本店から1キロも離れていない近距離にあります。

林聰明沙鍋魚頭本店

繁盛店なので4店舗分くらい建物が、林聰明沙鍋魚頭本店が占めています。土日にお店の前を通ると例外なく凄い行列です。

僕は地元民に人気店を中心にブログで紹介することをポリシーにしています。普段なら(´・ω・`)<ブログのネタにしよ♪と直ぐに食事するのですが、行列が長すぎで食べるのを諦めていました。

17時前には既に行列

しかし、平日17時前にお店の前に行ったら、持ち帰りのお客さんが行列していますが、店内は空いています。念願の林聰明沙鍋魚頭デビューです!

それでは僕が考える嘉義で一番行列が出来る飲食店の「沙鍋魚頭」とはどんな料理なのか?次の章で紹介します!

「沙鍋魚頭」ってどんな料理?

皆さんは、このお店の店名に入っており、看板料理である「沙鍋魚頭」をご存知でしょうか?僕は最近まで知りませんでした。

あまり詳しくないのですが、嘉義市内では「沙鍋魚頭」の看板に書いてある飲食店をよくみかけます。

しかし、台南では國華街の店以外では見かけない気がします。嘉義名物の料理だと思います。

台湾に詳しい日本人なら知っている人も多いと思いますが、嘉義名物料理といえば「雞肉飯」ですよね。「沙鍋魚頭」は、「雞肉飯」に次ぐ嘉義名物なんだと思います。

林聰明沙鍋魚頭の店内

メニュー

店内の様子です。お店に行った日は平日の夕方17時前。まだ早い時間にも関わらず、殆どの席が埋まっています。流石人気店です。

メニューは多いです。沙鍋以外にも、小皿料理やご飯物、コーラやビールまであります。嘉義名物の「鶏肉飯」もあります。嘉義の名物を全てこのお店で食べれますよ!

今回はいつも通りぼっち飯だったのと、2店舗で食事をするつもりだったので、一番量が少なそうなメニューを注文しました!

沙鍋菜+魚肉

沙鍋菜+魚肉①

沙鍋菜+魚肉②

これが念願の林聰明沙鍋魚頭の「沙鍋菜+魚肉」です。値段は110TWDです。大き目のお椀に大盛りです。なかなか迫力がありますよね!

写真を見てもどんな料理だかピンとこない方も多いのではないでしょうか?

僕の下手な説明で恐縮ですが、白菜と豆皮(台湾版の油揚げ)と豆腐と木耳の「ごった煮」といった感じです。大部分が白菜です。白菜がクタクタになるまで煮込まれています。

お椀の中の魚フライ

そして、お椀の底には大きな魚の唐揚げが入っています。お椀だけでは解り難いので、魚の唐揚げを引っ張りだしてみました。唐揚げは味が付いていないと思います。

味ですが、台湾の調味料「沙茶醬」の味がかなり強いです。「沙茶醬」は小エビなどが入った調味料です。文字では表現しにくい味がします。

白菜の量も多いし、魚の唐揚げも巨大です。ボリュームがあります。

僕は「沙茶醬」の味になれており美味しく感じます。しかし、「沙茶醬」に慣れていない人には厳しい味かもしれません。それなりに癖がある風味です。

憶測ですが「沙鍋菜魚頭」は、「沙鍋菜=沙茶醬風味の白菜の煮込み」に「魚頭=魚の頭」をトッピングした料理です。今回は「魚の頭」ではなく「魚肉」を注文した事になります。

調理場①

調理場②魚の唐揚げ

調理場③大鍋で煮込まれている具材

調理場の写真ですが、大量の魚フライと、凄い大きな鍋で白菜や油揚げが煮込まています。これだけの量が1日で売れてしまうので凄いです。


いかがでしょうか?嘉義以外では食べる事は難しい料理だと思います。

台湾の調味料「沙茶醬」が好きかどうか?で評価が分かれる料理だと思いますが、台湾人には熱烈に支持されているお店です。嘉義を旅行した時にはチャレンジしてみてください!

場所

住所:嘉義市東區中正路361號

時間:平日14時~22時、土日12時~22時

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