【台中蒸し餃子紀行③】下町にある親しみやすい老舗蒸し餃子屋。台中市篤行路「李氏蒸餃専家」

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こんにちは。

今日はシリーズ物「台中蒸し紀行」の第3回目です。

本ブログの熱心な読者さんはご存知と思うのですが、僕は時々シリーズ物の記事を書きます。

これまでも「正忠排骨飯の全メニュー制覇に挑戦!※弁当チェーン店」「台南豚足店食べ比べ!」「台南市内の陽春麺屋で麺と滷味食べ歩き!」

などのシリーズ記事を書いてきました。気になる方は是非とも読んでください!

僕は一度スイッチが入ると同じ料理を食べ続けるタイプでして、こういったシリーズ物の記事を時々書くことがあります。

今回、何故、台中の蒸し餃子屋を食べ歩いているのか?と聞かれても僕自身よく解らないです!まあ、台中には蒸し餃子屋が多く、メニューに特徴があるように感じています。

こんにちは。 ゴールデンウィークの残すところ4日となりました。「サザエさん症候群」的な症状がでている方もいるのではないでしょうか? ...

しかし台北や高雄の蒸し餃子屋に行った事がありませんので、実際のところ台中特有かは解りませんが台中の蒸し餃子屋さんはそれぞれ魅力的です。今回も期待してください!

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僕の考える台中の蒸し餃子屋の特徴

詳しく調べたわけではなく、あくまで僕の直観のお話ですが、台中の蒸し餃子屋には共通した特徴があると思っています。おさらいを兼ねて以下で箇条書きにします。

①餃子類は蒸し餃子だけ。水餃子や焼き餃子や小籠包はない。

②炒飯、焼きそば、麺類などの炭水化物系主菜メニューが充実している。

③青菜炒めや宮保雞丁のような炒め料理も充実している。

④滷味がない。

台南には水餃子屋が多いのですが、台南の水餃子屋って水餃子と酸辣湯と湯麵と乾麺(汁なし麺)に滷味という構成が多く、ご飯メニューが無い店が殆どだと思います。

中華圏の人は、日本人が餃子ライスを食べると失笑するって話を聞きます。台南ではその通りで餃子屋では米は食べないわけです。

しかし台中の蒸し餃子屋は、炒飯と蒸し餃子を食べているお客さが沢山います!僕が思うに台中の蒸し餃子屋は、台北のあの有名小籠包店と似たメニュー構成な気がします。

しかし、台中の蒸し餃子屋の価格は台北の小籠包屋さんよりリーズナブル。雰囲気も庶民的なお店が多いです。

台中の市場通りにある老舗「李氏蒸餃専家」

篤行路

今日紹介するお店「李氏蒸餃専家」は台鉄台中駅から2キロほど離れています。台中駅と台中市街との中間点、台湾大道から少し脇に入った下町風情溢れるエリアにあります。

夜の写真で解り難いですが「篤行市場」という市場の通りで営業をしているそうです。よく言えば下町風情がある、悪くいえば夜は薄暗い通りです。

李氏蒸餃専家

薄暗い通りのなかで李氏蒸餃専家の周りは明るく活気があります。隣は焼き餃子チェーン店八方雲集です。餃子対決って感じですね!

蒸し餃子を包み中

店頭では、店員さんが一生懸命、餃子を巻いています。皮を一枚一枚延べ棒で伸ばしながら包んでいます。皮から自家製です!

蒸される前の蒸し餃子

看板メニューだけに、かなりの量を造るのでしょう。餃子の皮と餡が大量に準備してあります。人気店なのだと思います。

炒め物と麺の調理ブース

蒸し餃子以外のメニューは、蒸し餃子を巻いている場所の隣に調理ブースがあります。麺を茹でる係と、炒める係に別れています。

「李氏蒸餃専家」で食べた物

店内の様子

店内はほぼ満席でした。店内の様子はぐっと庶民的な感じですね!古い感じです。下町の老舗っぽい雰囲気だしてます。

メニュー

メニューは蒸し餃子を筆頭に、麺、焼きそば、炒飯がそれぞれ充実しています。店内を見回しても、餃子だけ食べてる人、炒飯だけ食べてる人、麺だけ食べている人がそれぞれいます。

餃子屋さんというより大衆食堂といった印象を受けます。それでは食べたものを紹介しますね!

①蒸餃(蒸し餃子)

蒸餃

蒸餃(蒸し餃子)60TWDです。10個入っていて60TWDですので、台北の小籠包屋では考えられない安さですね!

写真で解かるかもしれませんが皮が薄めです。台湾の餃子は皮が厚くてモチモチとした食感の事が多いですが、台中の蒸し餃子は逆に皮薄めが多い気がします。

味は美味しいです。しかし、気になる点もいくつかあります。

一つ目は蒸籠に布が敷いてあるところです。使い捨てのクッキングシートを使う店もありますので、僕は少し嫌です。

二つ目は蒸し時間が少し長いかな!?と思いました。お客さんが多い店なので、見切りで蒸しているようです。タイミングが悪いと蒸し過ぎの餃子になるかもしれませんね。

でも値段を考えたら十分満足できる美味しさだと思います。

②肉絲蛋炒飯

肉絲蛋炒飯

肉絲蛋炒飯(豚と卵の炒飯)70TWDです。台中の蒸し餃子屋には必ずある豚卵チャーハン。味付けが醤油なので色が茶色です。具は豚肉、卵、葱だけでシンプルです。

僕は醤油で味付けしてある炒飯が大好きです。香ばしい醤油の香りが食欲をそそります。このお店の炒飯は美味しいです。巧く炒めてあると思います。お米がパラパラです。

70TWDという値段も庶民的で大満足の逸品です!


個人的には2回目で紹介したお店、台中市北平路にある「李記蒸餃世家」の方が今回のお店より好きです。

【関連リンク】【台中蒸し餃子紀行②】俺的台湾ベスト3に入る食堂!台中市北平路「李記蒸餃世家」

しかし。今回のお店も手作りの美味しい蒸し餃子がリーズナブルに食べれる魅力的なお店だと思います!

場所

住所:台中市北區篤行路218號

時間:11時~14時 17時~21時

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