T-Bike(台南市公共シェアサイクル)の利用方法

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こんにちは。台南は急に涼しくなりました。涼しくなったとはいえ日中は30度近くて寒くはないです。しかし夜はブルゾンやスウェットやコートを着ている人が多いです。

そこまで厚着する必要がないだろと思いますが、台南の人は寒がりなのと、束の間のお洒落を楽しんでいるように見えます。

さて台南を観光された方はご存じかと思いますが、台南市内は地下鉄などの都市交通システムがありません。市街地は古都であるがゆえ道が狭く渋滞も多い、移動が不便な街です。

台南駅前に観光スポットがあるわけではなく、ホテルもシャングリラ台南くらいです。自ずと移動はバスかタクシーになります。台湾はタクシー代が安いとはいえ、初乗り85TWDですので数をこなすと大きな金額です。

バスの本数はそこそこありますが、時刻表を意識しないで待って利用できるレベルではないです。20分以上待つ事もあります。待ち時間はロスタイムとなり非効率です。

そうしたときに便利なのは自転車移動です。最近は宿泊者用に自転車を貸し出すホテルも多いです。また、T-bikeという台南市公共レンタサイクルがあります。

T-Bikeの使い方について紹介します。

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T-Bikeについて

2017年より運営が始まった公共レンタサイクル(シェアサイクル)です。台北のYouBike、高雄のc-bikeと同様に、市内各所のステーションでレンタルと返却が24時間可能です。(乗り捨て可能)

利用料金は最初の30分が無料。以降30分毎に10TWDです。(※2017年10月時点)

台南駅前をはじめ、ステーションの数は多いです。肌感覚ですが大きな公園や駅前には必ずステーションがあると思います。ホームページ、アプリなどで確認してください。

T-Bikeを利用するのに必要なものは?

料金支払いにクレジットカード又は、Easy Card(悠遊卡)かiPass(一卡通)のICカードが必要です。例え利用時間が30分以内で料金が無料でもカードが必要です。

クレジットカード払いはステーションでカード認証する手間が面倒です。また機械の故障で返却手続きが完了しないトラブルが起きる可能性があり、おススメできません。

ICカード利用がおススメですが、そのままでは利用できません。利用にはICカード利用登録が必要です。登録方法は簡単ですので次に紹介します。

ICカード利用登録に必要なものは?

ICカード利用登録に必要なものは2つです。

1つ目⇒登録対象のカード。Easy Card(悠遊卡)かiPass(一卡通)。

2つ目⇒SMS(ショートメール)が受信できる電話。ただし、台湾国内の電話番号に限ります。台湾で日本の電話番号宛のSMSを受信できますが、T-Bikeの利用登録はできません。

電話番号について、空港で売っている観光客向けSIMカード(中華電信や台湾モバイル等)の電話番号でSMS受信が可能です。

ICカードの登録方法

ステーション真ん中辺りに設置されている縦長の機械でICカードを登録します。機械にはタッチパネル式のモニタと、数値入力用のテンキー、ICカードをかざすセンサーがあります。


①タッチパネルの左側、6番で日本語画面に切り替えます。


②画面左側の「②会員登録」をタッチしたあと、画面中央の「会員登録」をタッチします。


③画面右下の「AGREE」にチェックをして、「NEXT」を押します。


④電話番号を入力、「NEXT」をタッチします。

※電話番号は10桁しか入力できません。従って日本の国番号「81」を入力できないため、日本の電話は登録できません。


⑤携帯電話のSMS(ショートメール)に4桁の番号が送られてきます。写真はスマホの画面です。機械に携帯電話に送付された4桁の番号を入力します。(写真の場合は1683)


⑥4桁の番号をタッチパネルで入力し押します。番号が認証されたら、ICカードを機械のセンサーゾーン(SENSOR ZONE)に置きます。以上でICカードの登録完了です。

T-Bikeの使い方

自転車を借りる時

自転車を借りる時は、ステーション真ん中辺りにある縦長の機械を使う必要はありません。

①自転車がつないであるバーに、ICカードセンサーと液晶画面があります。

②バーの上にあるセンサーへICカードをかざします。

③液晶画面に、レンタル可能な自転車のナンバーが表示されます。自転車ナンバーは各自転車がつないであるバーの部分に記載があります。

④表示されたナンバーの自転車を借りる場合3つ並んでいるボタンの真ん中「OK」、違うナンバーを選びたい場合は「←」「→」で選択します。

⑤選択が完了したら、バー側面に二つ並んでいるボタン(※バー上部のセンサーではない)の右側のボタンをおし、自転車を引っ張ります。

自転車を返す時

①自転車をステーションの空車スペースのバー側面差し込みへさします(カチッという音がするまでしっかりさします)。バー側面左側のランプが青色に点灯したらOKです。

②バー上段にあるセンサーゾーンへICカードをかざします。液晶部分に料金が表示されてますので、ボタンの真ん中「OK」を押して返却完了です。

T-Bike利用時の注意点

利用時間が30分以内の場合は無料です。ちょっとした移動はT-Bikeで十分です。巧く使いこなすにはステーションの位置を把握しておくと大変便利です。

注意点として、人の移動が一方通行なことが多く、ステーションに自転車が1台も無く借りれない、若しくはステーションの全てに自転車がつながっていて返却できない事があります。

注意しようがない問題ですが、T-Bikeが正常に使える前提でスケジュールを立てるとともに、バックアッププランを持っておいた方がよいです。

あと最も重要なことは、自転車の運転には注意してください。

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