こんにちは。「自助餐」をご存じでしょうか?中国語でビッフェを意味する言葉ですが、今回紹介するのは台湾のどの街にもある大衆食堂「自助餐」です。
台湾の自助餐は、アメリカやカナダにある「パンダエクスプレス」に似てるといえばお分かりいただけるかもしれません。
僕は外食することが多いのですが、特に食べたいものがない時、肉も野菜も魚も豆腐も、何でも選べて価格も手ごろなので重宝しています。
そんな自助餐、不思議に思っていることを紹介します。
便當屋(弁当屋)と自助餐の違い
自助餐と弁当屋の違いですが、それぞれのルールは次のパターンがおおいと思います。
弁当屋=主菜を決め、副菜を3種類から選び、店員さんが弁当箱に詰める(例:排骨+おかず3種類)
自助餐=自分で、好きなおかずを、好きな量だけ盛り付ける
自助餐でもテイクアウトの場合は弁当箱に自分で詰めます。
ちなみに僕は弁当屋のほう好きです。自助餐は種類が凄く多いが故、一品毎のレベルが低いのではないかと思うのと、自分で好きなだけ盛り付けるスタイルだと際限なく食べてしまうからです。
僕がよく食べに行く自助餐店
台南の街中にも小規模な自助餐はありますが、どちらかというと弁当屋の方が多いと思います。逆に中心部から少し離れた、東区、北区、安平区などには、写真の様な大規模な自助餐が多い気がします。昼食時な大行列です。持ち帰りの人が多いです。
肉も魚も、焼きものも揚げ物も、炒飯も、炒麺も
入口から、野菜炒めやスクランブルエッグ、ピータン豆腐などの副菜で始まり、会計に近くなると肉魚の主菜類が並んでいます。その種類の多さに圧巻です。魚でも、煮、焼、蒸、揚と様々な調理法で調理されています。台湾人の食に対する拘りを感じます。
全てもおかずをプレートに盛り付けたら、レジでご飯をもらってお会計です。店によっては自分で魯肉をかけて、魯肉飯にできたりします。
自助餐の謎
僕がいつも自助餐で謎に感じていることがります。それは、どういう基準で値段が決まるのか!?です。3枚の写真の値段ですが上から60TWD、90TWD、85TWDです。
自助餐では自分で盛り付けしたあと、レジで会計するときに、店員から値段を言い渡されます。料理の内容や、盛り付けする分量が違うのに、瞬時に値段を言われます。どう考えても適当にやっているとしか思えないのですが。。。
僕が行くお店では、おばさんが真剣に酢豚の肉の数を数えて、3秒くらい値段を考えてることもあります。基本的には肉、魚類が高いようです。
完全に性善説を前提としたルールです。値段に抗議している客も見たことありませんし、まあ、台湾らしいルールだと思います。
自助餐は夜は20時くらいに閉店することがおおく、基本的には昼食で利用されることが多いです。味も普通に美味しいですので、皆さんも体験されてはいかがでしょうか?