こんにちは。
台南は相変わらず暑い日が続いています。台南は雨もあまり降らないので、スコールが降って暑さが和らぐということもありません。
いよいよGW1週間前になりましたね!来週、台南を旅行する方も多いのではないでしょうか。暑さ対策グッズの準備を忘れずにしてくださいね!
2回に亘り、台南市街を起点とした日帰り旅行の提案をしたいと思います。参考になるか微妙ですが、旅行に役立てていただければ嬉しいです。
先日のブログでは、台南から日帰りで台湾の有名観光地「日月潭」へ日帰り旅行した記事を載せました。
【リンク】滞在3時間半!台南から日帰りで日月潭へ行ってきた!日月潭への行き方、日月潭の魅力を紹介!
「日月潭」は魅力的な観光地なのですが、費用も時間も多くかかります。今回と次回は気軽にゆったり行ける観光地を紹介します。
1回目は、台南駅から路線バスで行ける台南市郊外の街「新化」です。懐かしい街並みが魅力ですよ!
観光地としての台南は台南市のごくごく一部分
「台南旅行する!」という定義は、台湾鉄道台南市駅から安平までの間を旅行する事を指していると思います。
台南市にある古墳や老街(古い街並み)を見たり、グルメの街台南で食事を楽しんだりするのが台南観光の定番だと思います。
台南市中西区と安平区は台湾随一の観光地であるとともに、台鉄の駅があったり、市政府があったりと台南市の中心部でもあります。
台南市は大きな市です。というのも、2010年に台南県と台南市が合併し、新台南市になりました。従って、台南市といっても昔の台南県であった部分も、現在は台南市です。
台南旅行に行ったことがあっても、行ったことのない台南はたくさんあります。今日は、旧台南県新化鎮、現在の台南市新化区を紹介します!
僕も初めて行きましが、昔の台湾ってどこもこんな感じだったんだろうと思える街並みが魅力ですよ!
新化へは台鉄台南駅前から路線バスで行こう!
新化へは、台湾鉄道台南駅前のバスターミナルから台南市バス緑幹線(グリーンライン)に乗っていきます。台湾鉄道台南駅前のバス乗り場はロータリーにあります。
台南市バスは殆どの路線が台南駅を経由するルートで運行しています。台南駅始発はありません。ローターリーになっているので、逆の行先へ乗り間違えないように注意してください。
新化方面のバスは、緑幹線(グリーンライン)①北站発のバスです。緑幹線(グリーンライン)②南站発のバスに乗ると逆方向に行きますよ!
台南駅からバスに乗ること30分~40分で新化に到着します。道中は写真を撮りませんでしたが、のどがな風景です。
新化には鉄道がありませんのでバス停が交通の要所となっています。停留所の名前はズバリ「新化站」です!
バス代は忘れましたが気にならないくらい安いです。心配無用です!
新化名物「新化老街」
新化のバスターミナルから歩くこと5分くらいで、新化観光の目玉「新化老街」に到着します。全長300mくらいの距離に、昔ながらの商店街がならんでいます。
日本統治時代の1920年代に建てられた建物ということで大変趣があります。店の軒先が庇がついている構造は日本統治時代の建物建築の規則だったと聞いたことがあります。
保存状態もよく、日本統治時代の建物をみるのが好きな方なら必見と思います。台南市中心にあるように妙に洒落たカフェがあるわけでもなく、落ち着きのある街並みです。
台南新化青果市場も見応えあり
新化老街から歩く事10分くらいで、台南新化青果市場があります。折角なので覗いてみることにしました。
ここは観光客向けの施設ではなく、純粋な市場みたいです。大量のパイナップルやスイカやメロンなどが積んであります。果物の甘い香りと、市場の男達の吸うタバコのにおいが漂っています。
博打に興じる市場で働く男達の姿を見て、昔の台南は、こんな感じでもっと牧歌的だったのだろうと思いました。
行列ができる蔥肉餅屋!
日本統治時代に建設された建物「新化街役場」から道を隔てた反対側に、行列のできる蔥肉餅屋があったので食べてみることにします。
「新化焼餅」という、そのまんまの屋号のお店です。10人くらいの人が行列を作っているうえに、電話での予約もひっきりなしです。
店先では、小麦粉の記事に、お店の女性が挽肉の餡と葱を包んでいます。包み終わったらすぐに鍋に投入!カリッと揚げて出来上がりです。カレーパンみたいな見た目です。
待つこと約20分。やっと僕の焼餅が来ました!せっかくなので、少し高い35TWDの卵付きにしました!揚げたて熱々で美味しいです!揚げ胡椒餅って感じですね!
30年くらい前の台湾を感じさせる懐かしい街並み
初めて行った新化は、日本統治時代の建物も魅力的ですが、何より街並みが気に入りました!
何だろう、僕は初めて台湾に来た15年前は、台湾にもこんな感じの、洗練されていない雑多な場所がたくさんあったなと懐かしく感じました。
台南市街から半日あれば十分に行って帰ってこれる場所ですので、台南から少し足を伸ばしてみてはいかがでしょうか?