こんにちは。
ゴールデンウィークはじまりましたが、皆さんはいかがお過ごしでしょうか?台南は相変わらず暑いです。
暑いので、日中はカフェ巡りをしている今日この頃です。カフェ代を考えると、部屋でエアコン使った方がコストが安い気がします。
日中は暑いといっても、夜は20度強の温度で快適です。自転車で走っていると本当に気持ち良い気候です。
ゴールデンウィーク中に台南旅行される方は、日中はバスや電車に乗って涼んで、夕方から台南の街を歩いたほうが良いと思いますよ。
さて、本日は台南のグルメの紹介です。先日、台南の麺料理屋さんを紹介しました。
【関連リンク】麺にコシがあってうまい!台南で有名な牛肉麺店。台南市健康路「阿銘牛肉麵」
今回も麺類です。台南市北区にある日増しに行列が増えている麺線のお店を紹介します!日本語ブログ発登場かもしれませんよ!?
日増しに行列が増えていく!?麺線店
3月と4月の夜間は自転車で走っていると本当に快適です。僕は台南市東区に住んでいますので、サイクリングする場所は、北区や東区が多いです。
サイクリングをしながら、台南の街の変化を眺めていると本当に楽しいです。そんな3月の夜、台南市北区の開元路に行列ができているのに気がつきました。
開元路は北区の幹線道路だと思います。台南市の副都心的な場所「永康」や、先日紹介した街「新化」にも繋がっていて交通量が多い道路です。
沿道には市場があったり、パチンコ屋があったりと北区らしい下町の風情のある街並みです。そんな沿道を夜サイクリングしていると大行列のお店がありました。
開元路は、普段は利用しない道路なので久しぶりに通ったら発見しました。
恐らく新しくできたお店だと思います。
夜の行列をみてから数週間後のお昼、再び開元路を通ったら、40人くらいが行列しています。
写真では解り難いですが、行列は折れ曲がっていて遥か先まで伸びています。観光地である中西区で大行列を見ることはあります。
しかし、観光客が訪れることが少ない北区でこれだけの行列は珍しいです。美味しい麺線店に違いありません!
麺線とはどんな麺?
昔の台湾の観光ガイドブックのグルメ欄には、台北市西門の「阿宗麺線」の事が必ず載っていました。今はどうなのでしょうか?
昔は台北観光の定番といったメニューでしたが、現在でも、観光で台北を訪れた方は「麺線」を食べるのでしょうか?
ご存知ない方のためにご参考ですが、麺線は日本の「素麺」みたいな細麺に、とろみのあるスープで食べる料理です。
牡蠣が入ったり、豚の大腸が入っています。パクチーが載っていて、鰹だしが利いているけど、ほのかに甘い料理です。
パクチーが嫌いな方は、パクチーは葱みたいに薬味で使っているだけなので抜くことも可能です。
台南市内でも、夜市や専門店など、食べれる店の多い料理ですよ。ただ、台北の麺線よりも少し味が濃いと思います。
台中楊大腸蚵仔蝦仁麵線で食べたもの!
メニューは麺線のみです。麺線へトッピングする具材を、牡蠣、大腸、蝦仁(エビ)の3種類から選ぶスタイルです。大腸は豚のホルモンですね。
大腸が売り切れていることが多い気がします。蝦仁を頼んだことはありませんが、蝦が大きいのもこのお店の売りみたいです。
余談ですが、中国語で、蝦仁=剥きエビ、蝦子=殻付きのエビだそうです。中国語のメニューを見て注文するときは参考にしてください。
台湾人は、骨付きとか殻つきの状態で食べるのが好きな気がします。骨の周りの肉とか、殻の周りの身が美味しいという考え方なのだと思います。
麺線の味ですが、カツオ出汁の聞いた甘いトロミのあるスープです。そこにすりおろしニンニクと唐辛子のタレをかけて食べます。スタミナがつく味です。
台湾の牡蠣にしては身が大きめに片栗粉にまぶしてあります。台南とか高雄は牡蠣に名産地でもあります。
台南へいらしたら、牡蠣を食べることをお勧めしますが、貝ですし暑い季節ですので、不安な方は食べるのをやめた方がよいかもしれませんね!
大腸は、豚ホルモンです。内側の脂肪は残っていて、こってりとした味です。ホルモン好きの人はチャレンジしてください。僕は美味しいと思います。
小椀でも十分に量が多いです。小椀のトッピング1つだと40TWDです。こういったところで、台南の物価は台北よる大分安いなと思います。
麺線を食べた事が無い方は、日本では食べれない味だと思います。一度試してみてはいかがでしょうか?麺線自体は香りに癖がありません。ただ少し甘辛く感じるかもしれません。まずは小椀からチャレンジしましょう!
また、台北で何度も麺線を食べた事がある方は、台南の麺線がどんな味か?比較してみてくださいね!
売り切れ御免ですが、営業時間は22時までですので夜食にも最適ですよ!
場所
場所:台南市北區開元路124-6號
時間:12時~20時(土曜定休)