こんにちは。
今日は台南市にある公設市場を紹介したいと思います。
以前、台南の市場で朝食を食べるという記事を書くために、台南市内の色々な市場に行きました。
しかし、最近市場の記事を更新していないことに気が付きました。
理由は、活気のある市場は朝食に適した食べ物を買う事ができますが、活気のない市場は朝食を買うことができなかったからです。
ブログの読者さんには、台湾の市場を見て回るのが好きな方も多いと思います。今回は久しぶりに市場を紹介したいと思います。
今回の市場は、台南市街地にあり観光客が行きやすい、近代的な市場ですよ!
保安公有零售市場は、三越台南新天地近くの近代的な市場
今日紹介する保安公有零售市場は、台南市中西区にあります。
観光客がよく訪れる海安路にも近いです。デパートだと三越台南新天地から歩いていけます。
この辺りは、台南を訪れる観光客の方が宿泊するホテルが多くあり、ホテルから散歩しながら無理なく行ける市場です。
この市場の設備は近代的です。市場は室内にあり、道路と市場スペースが隔離されています。清潔で安全です。
台南の市場は道路を挟んで両側に商店があって、スクーターの排気ガスを感じながら見学することが多いです。
市場の活気を感じるのに、自転車やスクーターが行き交う風景は重要かもしれません。
しかし、老人やお子さんと一緒に市場見学をしたい方は、交通安全の面で不安があるのではないでしょうか?
保安公有零售市場は、人とスクーターの動線が隔離されていて安全です。高齢者やお子さん連れにはおすすめですよ!次の章で市場の中身を紹介します!
2階は少し寂しい感じ!
近代的な市場ですので、2階建ての構造です。2階へはエスカレーターに乗っていきます。台南の普通の市場をイメージしていると拍子抜けしてしまうかもですね!
2階はお惣菜など加工食品が中心の売り場みたいですが服屋さんもあります。台湾の人は市場でよく服を買うのですね!なかなか攻めたデザインの服が多いです!
2階の3分の1くらいのスペースは空きテナントです。寂しい感じになっています。
台南の市場を数多く周った僕の感想ですが、台湾の市場は、道路沿いでゴザを敷いて地面に商品を置くくらいの市場の方が活気があるように感じます。
近代的な建物で、2階建てになっている市場の2階は、どの市場も総じて活気がなく空きテナントが多いと思います。
空きスペースが多い2階ですが、総菜屋さんがそこそこの軒数営業しています。写真のお惣菜、どれも美味しそうですよね?
イートインできるお店もありますので、朝食として食べてみるのもよいかもしれませんね!
1階は生鮮食品メインで活気のあるスペース
1階は生鮮食品がメインの市場です。一部は2階まで吹き抜けになっています。写真では解かりにくいですが立派な建物です。
1階は、生鮮3品(肉、魚、野菜)がメインのスペースです。いかにも台湾の市場といった感じです。1階は2階と違って活気がありますよ!
1階は肉の場所、魚の場所、野菜の場所が大まかに分かれているみたいです。肉ゾーンはひたすら豚肉が売っています。
台湾の市場の肉屋さんは、豚肉を扱うお店が多い気がします。逆に鶏肉専門や牛肉専門の店は少ない気がします。気のせいかもしれませんが。。。
豚肉の塊を注文に応じて、店員さんが刻んでいます。無造作に置かれた豚肉の塊は迫力がありますよね!
台南名物のサバヒー専門店もあります!サバヒーは捨てる場所がない魚です。ハラミ、骨、臓物、皮を綺麗に解体しています。
台南名物のサバヒーは市場で加工されたうえで、台南市内の各飲食店へ卸売をするのだと思います。
普段食べている魚皮湯(皮のスープ)や、ハラミのお粥などは、こうやって作られているのですね!
写真撮影できませんでしたが、大量のサバヒーを捌いている姿は圧巻です。ぜひとも見学してみてください!
野菜屋さんは、これと言って特徴がないように感じました。果物屋さんもありますが、すぐに食べれるようなカットフルーツを売っているお店は見る限りありませんでした。
興味のある方は、台湾にしか売っていないような野菜や果物がないか見学してみてはいかがでしょうか?
観光客が見学しやすい市場!
いかがでしょうか?
台湾の一般的な市場のイメージとは少し違いますが、近代的で衛生的なので、女性やお子さんでも安心して見学できると思います。
場所も、台南駅の西側にあるホテルに宿泊しているのであれば歩いていけ、周辺にも観光スポットが多いです。
台南で有名な市場「水仙宮市場」に比べ知名度は低いですが、観光客も少なく、台南人の日常を感じることができると思いますよ!
場所
住所:台南市中西區郡西路35號
時間:6時~13時