こんにちは。
今日は台南の食べ物の話題です。これまで4回の亘ってお送りしてきたシリーズ記事「台南市内での陽春麺屋で麺と滷味を食べ歩き」の第5目です。
大変好評いただいていますが！？今回で最後にしようと思います。といいつつも、また美味しい店を発見したら紹介しますが。。。
↑1軒目は安平にある繁盛店
↑2軒目は特徴のある滷味が人気のお店
↑3軒目は大学の近くにあってコスパが良い湯良店
↑4件目は台南市東区にあって深夜まで営業している人気店
今回は、台南駅から歩いていける、観光客にも行きやすい、老舗の陽春麺屋さんを紹介したいと思います。
「本ブログから陽春麺と滷味に興味を持ったけど、ブログで紹介している店が観光地から遠すぎて行けない！」とお悩みのあなた！今日紹介するお店は行きやすいですよ！
「明月麵店」は成功路にある老舗の陽春麵店
今日紹介するお店「明月麵店」は成功路にあります。成功路と言ってピンとこない人もいるかもしれませんが、台湾鉄道台南駅前のロータリーから、台南大飯店の方向に延びる通りです。
「明月麵店」は、台南駅から見て一つ目の大きな交差点を超えて直ぐの場所にあります。
近くには、ブログで紹介したお店が沢山あります。
↑14時の焼き上がり時間に行列が出来るパン屋さんや
↑僕が全メニュー制覇した弁当屋さん「正忠排骨飯」があります。
このブログは台南駅の東側ばかり紹介していると思っていましたが、台南駅の西側も結構紹介していますね！流石！台南観光ブログです！
明月麵店①
お店の住所は成功路ですが、成功路沿いにはありません。成功路から1本入った小さな通り沿いにあります。
店の前の道路の両端に机と椅子を置いて飲食スペースにしています！店の前の道も雰囲気が良いですし、台南らしい写真映えするスポットにも感じます。
明月麵店②
台南の中心がどこなのか？と聞かれると困りますが、このお店がある台南駅周辺は街の中心と言えなくはありません。
このお店も、昼時になるとお客さんが多い人気店です。席が無い事もありますし、注文してから15分くらい待つこともあります。安くて美味しいから人気なのだと思います。
明月麵店で食べたのもの
メニュー
メニューは少なめです。麺、ビーフン、ワンタン、スープ、そして滷味ですね！このブログを見慣れている方は、「陽春麺屋らしいメニューだな！」と思うのではないでしょうか！
街中にあるにも関わらず、かなり安い価格設定だと思います。
滷味と麺を調理中
注文方法は口頭注文です。メニューが少ないので紙に「湯麺」とか「乾麺」と書いて渡せば伝わると思います。
滷味は、調理台の横にある滷味の具材をボールに入れて店員さんへ渡します。店員さんが受付番号を伝えてくれます。できあがったら店員さんが番号を叫ぶので、手を挙げたらテーブルまで運んでくれます。
①麻醬乾麵
麻醬乾麵
麻醬乾麵の大碗40TWDです。麻醬とはゴマダレの事です。ゴマダレ汁なし麺ですね。このお店は肉燥が沢山かかっていて美味しいです。麺にも適度なコシがあります。
陽春麺屋の乾麺は、大体のお店がゴマダレの気がします。しかし、お店によっては、醤油ダレ、ゴマダレ、沙茶醬ダレが選べるお店もあります。
②滷味
滷味①
滷味②
滷味です。お客さんが多すぎて、滷味のコーナーの写真が撮れなかったのですが、滷味の具材は豚肉の各部位、豆腐類、昆布といった普通のラインナップです。
写真は豚バラ肉、ホルモン、昆布、豆腐を選んでいます。値段は60TWD程度だと思います。値段表がなく、店員さんが目方で値段を決めるルールです。
不満があるのはピータンが無い事です。卵を食べたい場合は普通の茹で卵になります。味は般的な滷味の味だと思います。普通に美味しいです。
このお店はビールを置いているので、滷味をつまみにするのもよいかもですね！
いかがでしょうか？ブログで紹介した陽春麺屋さんでは観光客が行きやすい場所です。興味があるならチャレンジしてください！
陽春麺屋は台湾中級者におススメ！台湾初心者は要注意！
さて、5回に亘ってお送りした「台南市内での陽春麺屋で麺と滷味を食べ歩き」ですがいかがでしたか？食べてみたい！美味しそう！と思いましか？
僕は台南生活が1年を超えたので、台湾の感覚に慣れている部分があります。具体的にはコシの無い麺だったり、薄味のスープだったり、香辛料の香りだったり。
ブログで紹介して美味しいですよ！と言っても、観光で来ている日本人にとっては、好みに合わない料理もあるかも。。と最近感じています。
「陽春麺屋」も日本人が初めて食べたら、魅力が解り難い料理だと思います。台湾人の生活を理解する目的で食べた方が良いかもしれません。
外国の麺文化に興味があったり、食べた事がないビジュアルのものを食べるのが大好きな好奇心旺盛な方におススメです。初体験を楽しめる人が向いてます！
3泊4日の旅行だと、旅行で食事をする機会は10回くらいです。貴重な時間ですので、保守的な人や台湾初心者は陽春麺屋に行くのは避けた方がよいかもしれません。
「台湾料理最高！台湾行ったら小籠包にマンゴーかき氷ばっかり食べて、タピオカミルクティーばっか飲んでる！」みたいな方は確実に陽春麺屋は避けた方がよいですよ！
場所
時間：10時～20時.