こんにちは。
最近の台南の朝は霧がかかったような天気です。しかし、実際は霧がかかっているのではなくて、大気汚染らしいです。
よくブログに書いていますが、秋から冬にかけての台湾南部の空気はかなり汚いです。台湾南部旅行を予定されている方は使い捨てのマスクを持参した方がよいです。
さて、今日は台南の話題です。僕の住む台南市東区。観光都市台南の主要観光スポットがある台南市の中西区や安平区からみて、台湾鉄路の線路を隔てた反対側に位置します。
台南に旅行にきても、台南駅の裏側には行かない方の方が多いと思います。そんな台南市東区で貴重な観光スポットであり、台南4大夜市のひとつ「大東夜市」。
今日は、そんな「大東夜市」が、週末の昼間だけ普段と別の顔をもっているお話です。
台南市内には大きな夜市が4か所あります。
台湾の重要な観光資源といえば夜市だと思います。どのガイドブックにも、夜は夜市に行って、屋台のB級グルメを楽しみなさい!これが台湾観光です!と書いてあります。
しかし、本ブログではこれまで台南市内も台南以外の都市の夜市も紹介していません。特に理由はないのです。まあ、台南に住んでいる中年が、一人で夜市にはいきませんよね w
台南は観光都市です。観光地に住んでいる人は、その土地の観光スポットには日常的には行かないと思います。
台南でいえば、日用品を買いに「林百貨店」や「神農街」には絶対行きません。なので、僕は日本から知人が来た時以外、台南の夜市には行くことがありません。
ご存知の方も多いと思いますが、台南市の夜市は、台北や台中や高雄の大型夜市と違った特徴があります。各夜市は毎日開催しない、郊外に立地しており、会場は空き地です。
台南市内の夜市の開催日情報は次のとおりです。
①花園夜市→木曜、土曜、日曜に開催
②小北成功夜市→火曜、金曜に開催
③武聖夜市→水曜、土曜に開催
④大東夜市→月曜、火曜、金曜に開催
花園夜市が規模が大きく賑やかです。その他の夜市は、台北や台中や高雄に比べてかなりこじんまりとしている夜市です。
「大東夜市」が週末だけ見せる別の顔
台南市内のどの夜市も、日中は広大な空き地です。夜市の開催日だけ、業者が屋台を設置して営業します。
街中の商店街が突如夜市に変わる訳ではありません。これが台南の夜市がイマイチ雰囲気の出ない理由だと思っています。
東区の夜市「大東夜市」も、夜市開催日以外の昼間は広大が空き地になっています。広い林森路沿いにあるので、日中前を通っても夜市があるとは思わないくらいです。
大東夜市の近くには、以前紹介した鮮魚湯のお店「五木鮮魚湯」があります。
普段は若者向けの大東夜市。しかし、土曜と日曜の昼間は、いつもと違う大人向けの場所へと変わります。
大東夜市の場所では、毎週末、土曜と日曜の朝8時~18時まで、今日のブログのテーマである「臺南市農會假日農市」が開催されます。
字から察しがつくと思いますが、「農會」とは、日本でいうところの「JA(農協)」みたいな団体です。農協主催の青空市場が毎週末に開催されている感じですね!
臺南市農會假日農市に潜入!
週末限定の市場なので、テントを張って営業しています。大東夜市の敷地は広いので、敷地の半分くらいを使って開催しています。
農協みたいな団体主催の青空市場だけあって当然の事ながら農産品の販売がメインです。
農産品の販売がメインですが、健康食品とか、揚げ物などのスナック類、おかずになるようなお惣菜を売る屋台もあります。
日本の農協(JA)は、保険や銀行、ガソリン販売みたいな物販に集中するあまり、農業の事を蔑ろにしているという批判がありますが、台湾の農協(農會)はどうなのでしょう?健康食品とか売っていると日本の農協と同じなのかなと思ってしまいます。
市場自体は、定期開催しているので、地元の固定客がいて、そこそこ賑わっています。農協の直売夜市なので、新鮮な農産物が買えるのですね!
しかし、臺南市農會假日農市から1キロも離れていない場所で、台南市内で一番活気がある市場だと思っている「崇徳市場」 があります。崇徳市場の活気に比べると、かなり静かです。
やはり台湾の人達は、週末限定の市場より、常設市場で買い物をするのが好きなのですね!
いかがでしょうか?台湾の農協主催なので、特色のある品物も売っています。崇徳市場を見学したついでに見学してみてはいかがですか?
場所
時間:8時~18時(土曜、日曜のみ開催)