こんにちは。
先日、とあるイベントにて鍋料理店で食事をしました。
その鍋料理店は「吃到飽(食べ放題)」で、鍋は一人前の小鍋。出汁の味も、具材も自分で選ぶというDIY感に溢れ、自分のペースで食べる事ができました。味も案外美味しかったです。
孤独を愛する僕は、日本にいるときも鍋を食べる機会は当然少なかったです。
日本では、鍋を一人で食べるという発想がなかったし、たまに食べる鍋は他人に気を使って自分にペースで食べれないのであまり好きではありませんでした。
先日食べた鍋が美味しかったので、僕の鍋への興味にスイッチが入りました。
改めて鍋を食べてみようと選んだお店は、以前から興味があった、台湾の各店でいつも行列ができている鍋料理チェーンです!
石二鍋は「王品グループ」が経営する鍋料理チェーン
今回紹介するお店「石二鍋」は、僕の知る限り台南市内に3店舗ありますが、どのお店も食事時になると店の外まで行列ができています。
台南市内のみならず、高雄のお店の前を通りかかったときも行列ができていました。それも、開店セールとかではなく、常時行列ができています。
美味しいに違いありません。
このお店、台湾最大級のレストランチェーン「王品集団」が経営しています。
超高級ステーキハウス「王品」や、カジュアルなステーキハウス「tasty」をはじめ、日本料理、タイ料理、イタリアンなど多くのブランドを展開しています。
どちらかというと高級店が多い王品グループのなかで、「石二鍋」はプライスゾーンも低く、接客も最小限のカジュアルなお店です。
安平区の市政府近くのカルフールにある石二鍋へ
いつも行列ができている石二鍋。行列をなるべく避けたいものです。
台南市内のお店の中でも行列が少なそうな、カルフール2階にある石二鍋に夕方17時前に入るました。
既にお客さんで一杯でしたが、運よくカウンター席が空いており待たずに着席できました(*´ω`*)
お店のシステム
お店の外観、内装は大変カジュアルです。システムも過剰な接客はなく、セミセルフ方式です。注文から料理提供の流れを簡単に説明します。
①.石頭鍋、しゃぶしゃぶ、麻辣鍋の3種類から味を選択。
②.メイン具材を選択。牛、豚、鳥の基本3種類に加え、魚も選択可能。具材のグレードにより値段が異なる。
③.基本コースかメイン具材多めコースかを選択。値段は同じ。
④.ビーフン、ごはん、うどんから副菜を選択。
⑤.野菜や餃子や肉などの追加オプションを選択。
⑥.①~⑤をオーダーシートに記載してから、レジで料金先払い
⑦.料理が提供されたら、タレを自分で調合しつつ、電磁コンロで自分で火力を調整しながら鍋を調理。飲み物は自分でサーブ。
台南の鍋は、自分のペースで自分の好きなものを食べれるからよいですね。あとカウンターがあるのも、ぼっちな僕にはポイント高いです。
いよいよ注文した鍋が到着しました。
石頭鍋で具材は牛肉、キャベツと生卵追加!
石頭鍋でメイン具材は牛肉です。価格は、一番安い218TWDです。
オプションでキャベツ20TWDと生玉子10TWDを追加して、合計248TWDです。
メインの牛肉は薄切りですが十二分の量です。共通具材の種類も多いです。
エリンギ、エノキ、カニカマ、エビ、豆腐、キャベツ、水菜、ニンジン、コーン、トマトなどなどが綺麗に盛り付けられています。
石頭鍋とは、まず香味野菜を、石鍋で炒めて香りを出してからスープを入れる鍋みたいです。
提供時に野菜を炒める儀式があるようですが、タレの調合に夢中だった僕は、席に戻ると鍋がセットされていて、その儀式を見ることが出来ませんでした。
味はあっさり、野菜を美味しく食べれる鍋
具材を自分で投入するので、本当に自分のペースで食べれます。
また写真のとおり、野菜が大量に、そして熱い鍋なのでゆっくりと食べれるのがヘルシーで良いです。
最後は、ごはんを鍋に投入して雑炊にしました。石二鍋のスープは店員に頼めば追加してくれます。このスープが美味しいです。
台湾ではもっと安い一人鍋屋さんもあるようですが、具材の量や品質から考えると石二鍋の値段は安いと思います。
いつも行列ができているのも納得の味でした!
場所とホームページ
※今回いったお店はカルフールの2階です。台南のみならず台湾全土に店舗がありますので興味のある方はホームページから調べてください!