これで十分じゃね?台南市勝利路の「轉餃餃子館」で1籠60元の小龍包

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こんにちは。

ブログでも時々お話しますが、台南市内の飲食店で食べる点心の価格帯は、一人前50TWD~60TWD程度だと思います。

日本円に換算して200円~230円程度。大変安いです。

日本で小龍包を食べると、1籠1,000円近くすると思います。台北に本店がある有名店の日本支店だと6個で1,000円近くすると思います。とんでもなく高いですよね。

台南市内では、水餃子を出す店が圧倒的に多いです。その次に多いのは蒸し餃子です。焼き餃子のお店は少ないです。

そんな中で、僕の家の近く、台南市東区の勝利路に安い小籠包を出すお店があります。

安いお店だと、「古い」「不潔」な店を想像するかもしれません。しかし、このお店は大変綺麗で、女性客が多いです。小籠包もお店で包んでいます。

台南の激安小籠包はどんな感じか?紹介します。

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勝利路沿いにある点心店「轉餃餃子館」

僕の家の近くの「勝利路」。この通りには成功大学をはじめ、多くの学校(小学校、中学校、高校)があります。また飲食店も多く立地しています。

学生街の飲食店は、安い店が多いものです。そんな通りに今日紹介するお店「轉餃餃子館」はあります。

轉餃餃子館

小さいお店で、15人も入れば満員になります。場所柄、学生や女性一人でのお客さんが多いのが特徴です。

食事というより、学校と塾の間に食べる「おやつ」目的のお客さんが多い気がします。

清潔で質素な店内

店内は、大変清潔です。この価格帯のお店だと、食べる場所が殆ど野外だったり、不潔なお店が多いですが、このお店は大変清潔で、簡素ではありますが洒落ています。

メニュー

メニューは点心と麺とスープです。ご飯ものはありません。基本的には蒸した点心が中心ですが、メニューにはちゃんと水餃子があります。
台湾人は、水餃子大好きですね!

実際に60TWDの小籠包をはじめ色々食べてみた!

①小籠包(60TWD)

小籠包

1籠8個の小籠包60TWDです。この値段だと冷凍食品かな!?と思っていましたが、お店で包んでいましたので、確かに手作りです。

お店も手作りを謳っています。

この値段なので、さすがに千切り生姜は取り放題ではありません。少量の生姜が予め蒸籠に乗っています。

味ですが、普通に美味しいです。中にはスープがしっかり入っていますし、皮も薄めであるもののモッチリしています。

台北の有名店では200TWD、比較的安い台南の有名店でも100TWD以上する小籠包。

冷静に考えると、小籠包の原材料の原価は、餃子と同じだと思います。60TWDという餃子と同じ価格水準でも経営は成り立つのでしょう。

小籠包は付加価値の高い商品ですよね!

②蒸餃(50TWD)

蒸餃

蒸し餃子50TWDです。このお店の点心の中で最安値です。

正直言うと、このお店で小籠包を注文している人は少ないです。殆どのお客さんがこの蒸餃子を注文しています。

台湾に来て感じていることは、台湾人は小籠包を大好きではない。若しくは日常的には食べないのだと思います。

味は美味しいです。具材は小籠包と同じなのかはわかりませんが、蒸し餃子はスープが無く、肉汁があふれる感じです。

焼き餃子よりあっさり、水餃子より熱々です。このお店は蒸し餃子がおススメです!

③エビ焼売(80TWD)

エビ焼売

エビ焼売80TWDです。このお店で最高値メニューです。

写真でお分かりいただけるかと思いますが、お肉とエビ以外に、コーンが入っています。一番高いメニューなのにコーンかよ!と思ってしまいます。

具材は普通に豚肉です。エビ焼売だけに、具にもエビのすり身が入っている訳ではありません。流石に80TWDですのでそれは無理でしょう。

味ですが、蒸し餃子にエビとコーンの味が加わった感じです。普通に美味しいですが、蒸し餃子で十分といった感じがします。

食べ比べてみると、餃子と焼売と小籠包と違うことの意義が解らなくなってきます。

場所

安くてきれいなお店で小籠包を食べたい方にはおススメです。台南駅からも裏口から出れば徒歩30分くらいで着くと思いますので、是非ためしてみてください!


住所:台南市東區勝利路55號
電話:06-235-0909
時間:11:00~20:30

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