こんにちは。
今日の台南は大分暖かく過ごしやすくなってきました。
台湾では、来週の旧正月に向け、日本でいうところの年末同様、年の瀬感が強まっています。
コンビニの店頭やデパートでも赤一色の飾りつけです。また、年末年始の営業時間についての連絡の張り紙が、どのお店でもされています。
来週はどんな盛り上がりになるのか、またどんだけお店が閉まっていて、僕の食べる場所がないのか!?楽しみなところです。
さて、今日は市場を紹介したいと思います。市場といって台湾名物夜市ではありませんよ!
朝から営業している公設市場の事です。随分昔に、このブログでも台南駅の近くにある市場「東菜市場」を紹介しました。
【リンク】散歩におススメ!活気のある台南駅近の市場「東菜市」
今回は、台南駅から遠い場所になりますが、大変活気のあって、面白い市場を発見したので紹介したいと思います。
台湾人は市場大好き
中国語の先生と会話をしていても、「スーパーマーケットの食材は新鮮ではない、やっぱり市場の食材がよい」といった話を聞きます。
台湾人のライフスタイルは、午前中に市場で食材を買うのが一般的のようです。
以前のブログにも記載していますが、台南市内には、公設市場がたくさんあります。各地区には必ず市場があると言っても間違っていないと思います。
台南を観光する方も、ホテルの周りを歩いていたら、必ず市場に遭遇すると思います。時間があればじっくり眺めるのも楽しいと思いますよ。
台湾の楽しみかたとして、夜市が有名ですが、夜市って結構画一的というか、どの夜市でも同じに感じませんか?
個人的には市場を朝からみるほうが面白いと思いますよ!
東区にある大きな市場「台南市公有零售市場崇徳市場」
台南市東区崇徳路は、午前中ほぼ車が通れない状態になっています。最初自転車通った時は、「何か祭りでもあるのかな?」と思っていました。
何故、自動車が通行できないと思いますか?
それは、崇徳路には「崇徳市場」という大きな市場があり、道路に無許可営業と思われる屋台や露店が大量に出店して、道を塞いでいるからです。
「崇徳市場」は、台南市内の数ある公設市場のなかでも、かなり大きい規模の市場だと思います。市場ゾーンと、場外市場のような商店も多いです。
周辺一帯が、薄汚れた青空モールといったところでしょうか。
市場の前は、2車線の普通の幅の道であるにも関わらず、屋台や露店、それを品定めする客やスクーターで道が占領されています。
そして、果物店などは、DJポリスならぬ、DJ八百屋が一生懸命マイクを使って呼び込みしています。そういう状態が500mくらい続いています。何ともカオスが光景です。
特定の日だけ、こういった混雑なのかもと思い、何日かに分けて、崇徳市場を覗きに行きましたが、いつもこんな光景です。
警察が出てきて交通整理をするわけでもなく、これが崇徳路の日常のようです。この時間だけは、暗黙の了解として「歩行者天国」になっているようです。
ちなみに、午後から夕方の崇徳路は、普通の2車線道路で多くの車が通行しています。
市場を覗いてみた
折角なので、市場の中にも入ってみる事にしました。300平方メートルくらいの面積があると思われる市場はまさにカオスです。
市場の屋根のあるスペースでは、丸鶏や豚や魚をさばいている食料品店や、惣菜店など一杯お店が出ています。
そして、市場の入り口の道路の上では、寅さんみたいに、地面に敷物をして、靴や健康食品を叩き売っている人もいます。
台湾は、路上で商売をする人が凄く多いと思います。法律的にどうなのか、誰が取り仕切っているのかは今後調べたいと思うテーマです。
また、食品棟とは別に、衣料品や下着、玩具などをうっている市場もあります。これも1件や2軒とは違い、かなりの店舗数があります。
どのお店もかなり年季が入っているように見えますが、お客さんは多く、台湾人の市場信仰を強く感じることのできる場所だと思います。
観光に市場巡りはいかがでしょうか?
今回紹介した、「崇徳市場」は、ホテルでいうとエバーグリーンプラザ台南から比較的近い場所にあります。
従って、台南市内からは少し遠くなりますが、バスや自転車でいけば、台南駅から20分くらいで行ける場所にあります。
また、台南市内にはたくさんの市場がありますし、早朝から開いていますので、散歩のついでに覗いてみてはいかがでしょうか?
場所
朝6時~11時くらいまでが活気のある時間帯です。