ワイルド過ぎるだろ!絶品魚皮湯が食べれるお店、台南市府前路「阿和肉燥飯」

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こんにちは。

ここ数日の台南は本当に暖かいです。日本でいうところの初夏の陽気に近いです。それに加えここ数日、本当に多くの日本人を見かけます。

以前紹介したことのある、T-Bikeを使っている方もいるようです。晴天のなか自転車で走るって楽しいですよね!

しかし、交通事故には本当に注意してください。おおげさな話ではなく、僕は台南に移住してから2日一度は交通事故現場に出くわします。

道が狭く、2輪車も車も多い台南では交通事故も多いです。

さて、本日も昨日に引き続き台南のお話です。

今日紹介するお店は、昨日紹介した「長榮牛肉湯」同様、早朝から営業しているお店です。虱目魚(サバヒー)のスープが美味しいお店です!

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虱目魚(サバヒー)の腹と皮の旨さに目覚めた!

以前のブログで紹介した虱目魚粥の美味しいお店「水河虱目魚粥」。その後も週1・2回のペースで通い詰めています。

こんにちは。 中国語を語学学校で習っています。クラスの生徒は多国籍です。従って授業の説明や教科書は英語です。僕は英語もできないので、授...

最初は、「虱目魚粥(サバヒー粥)」を食べていました。

しかし最近「水河虱目魚粥」で食べているのは、魚肚粥(サバヒーの腹のおかゆ)  魚皮湯(サバヒーの皮のスープ) ばかりです。

「水河虱目魚粥」の魚肚粥(サバヒーの腹のおかゆ)

「水河虱目魚粥」焼き魚肚(焼いたサバヒーの腹)

サバヒーや脂身の多い魚ですが、その腹の部分には特に脂が多いです。全身脂身を食べているような感じで美味しいです。やみつきになります。

ただ少し脂っぽいので、疲れているときは、「魚皮湯」を注文します「魚は皮が一番うまい」と美味しんぼの鮭対決で海原雄山が言っていました。

サバヒーも同様で、皮に身がついている箇所と脂身がついて箇所が程よいバランスで何とも美味しいです。鰻も皮がおいしいですよね?

「阿和肉燥飯」は地元で大人気の食堂

阿和肉燥飯の店頭。看板の字が識別できない

「地元で大人気の食堂!」と取ってつけたように言っていますが、僕はずっと、この店は潰れているのだと思っていました。

理由は、昨日紹介した「長榮牛肉湯」と同じ理屈です。このお店、府前路とういう通り沿いにあります。

僕の家からは、東門路から台鉄の線路を潜る必要がありますが近い場所にあります。

しかし、僕がこの府前路を通るときは、夕方ごろが多く、この店のシャッターはいつも閉まっています。

写真をみて解っていただけると思いますが、看板に何て書いてあるかわからないくらい年季が入っています。

また、2つのお店が有るように見えますが、写真右側の飲料店は本当につぶれています。そして、阿和肉燥飯が居ぬきで使用しています。

お店の営業時間は早朝6時半~午後14時。朝食と昼食の店です。たまたまお昼時にお店の前を通ったら、結構なお客さんなので驚きました。

観光で訪れる方!このお店は台南駅から行きやすいです。少し距離がありますが。。。

行き方→

台鉄台南駅の正面から、線路と並行して高雄方面に歩きます。1キロ程度歩いたら、ロータリーに突き当たります。そのロータリーから府前路に入ったところにあります。

肉燥飯とサバヒースープがメインの食堂

圧巻のスープの具材達

肉燥飯とスープに加えおかずを注文できる

主なメニューと価格はカウンターに表示あり

お昼ご飯時に訪問すると、お客さんが多く座る席がないくらいです。周りを見渡すと、店名にも入っているから看板メニューであろう「肉燥飯」に加え、

魚のスープとおかずを食べている人が殆どです。この日が休みだったからか、台南へ旅行に来ている台湾人らしき人も結構みかけます。

もしかしたら有名店なのかもしれないです。

メニューは肉燥飯と3種類のスープ、そしてカウンターのメニューには書いていませんが、10種類くらいのおかずがあります。

スープは、①魚皮湯②魚肚湯(サバヒーの腹)③魚丸湯(サバヒー団子)の3種裡です。魚皮湯には乾と生があります。今回は魚皮湯の生を注文しました。

このお店は、注文を紙に書き込むスタイルではありません。口頭注文となりますので、予め紙に書いて準備しておくとよいと思います。

注文した料理の数々

魚皮湯(生)+肉燥飯+キャベツ炒め+目玉焼き

おかずは、指差しでキャベツ炒めと目玉焼きを選びました。おかずは一皿10TWDみたいです。安いです。どれも美味しかったのですが、今回はスープと肉燥飯について説明します。

魚皮湯(生)50TWD

魚皮湯

いかがでしょうか?ど迫力です。大き目のサバヒーの皮が一匹なり両面2枚入っています。

魚皮湯は他のお店で良くたべるのですが、普通は、身をある程度刻むのです。しかしこのお店は刻まないようです。試しに魚皮を広げてみたのが次の写真です

魚皮を広げてみた!

うん。まるで椀の上を、魚が泳いでいるみたいです!なんともワイルドなスープではないでしょうか!

しかし、味は凄く繊細です。魚の皮は厚めに捌かれており、皮には身と脂身がしっかりついています。やはり皮に着いてみる身は美味しいです。

サバヒーのスープには、パクチーと揚げパン(油條)が入っている事が多いです。しかし、このお店の薬味は刻み生姜と葱のみです。日本人にも合う味だと思います。

澄み切ったスープは、なんだかコンソメスープを飲んでいるような、塩気も丁度よい塩梅です。

やはり朝食屋さんでもあるため、あっさり目の味付けなのでしょうか。魚皮の魅力を存分に味わえる逸品です。

肉燥飯20TWD

肉燥飯

肉燥飯20TWDです。このお店の肉は、大きいサイコロ状です。豚肉の脂身が多いですが、長時間煮込まれているからか、見た目ほどくどくありません。

米ももっちりしていますし、濃厚な肉燥のタレの味と相まって美味しいです。これまで食べた魯肉飯類の中で一番美味しいかもしれません。

相席になったおじさんが、肉燥飯の上に目玉焼きを載せて、目玉焼肉燥飯にしていましたが、美味しそうでした。

魚丸湯40TWD

丸子湯

魚皮湯が美味しかったので、おかわり!ということで魚丸湯を注文しました。

こちらの魚肉団子スープですが、団子が2種類はいっています。1つはサバヒーの団子、1つは違う魚の団子だと思います。

ひとつは弾力が強く練り物のような食感、ひとつなツミレのようなすり身の食感です。スープに胡椒をかけて食べると、これまたコンソメの様な風味で美味しいです。

どの料理も外れ無し!名店!!!

何を食べても美味しいです!まだ全メニューを制覇できていませんが、最高級のスープ魚肚湯(サバヒーの腹)にチャレンジしたいです!

場所


住所:台南市中西區府前路1段12號

時間:06:30-14:00

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