こんにちは。
ここ数回のブログで、台湾の食事に疲れてきたと激白しています。そうです。疲れています。
移住前、観光で台湾に来ていた時は、3泊4日で色々な店を周って食事して、帰国してから、「もっといろんな店行きたかったな!」「胃袋が足りないな!」とか思っていたものです。
しかし、実際にアパートを借りて、「毎日、毎食好きなだけ台湾の料理食べてよいお!」という環境になって数か月経つと、それはそれで弱ってきます。
やはり僕は日本人なのだなと思います。「日本の米が食いたい(´・ω・`)」「赤だしが飲みたい(´∀`*)」「あんかけスパ食いたいヽ(`Д´)ノ」と思うのです。
やよい軒のメルマガなんて読んだら、ああ、スンゲー食いてー!と声に出してしまいます。
が、しかし!
自分で決めて台南に来たのです!こんな豆腐メンタルではいけません!台湾で地元の料理を食いまくって、身体を慣らすしかありません。
台南の大戸屋で300TWD以上する定食なんて食べたらダメです。負けです!
ということで、猛省して台南小吃を食べてきたので紹介します!
中国語の授業中に。。。

台湾の名物料理の数々
中国語の授業もいろいろ工夫して教材を用意してくれます。その日は、台湾の代表的な朝食や昼食・晩御飯用の料理名が載っているプリントをくれました。
グルメな老師(先生)は、各料理の台南での美味しい店を、スマホを使いながら若干興奮気味に教えてくれます。授業休止状態です。
老師は「肉圓」のおススメのお店を2店舗教えてくれました。そして僕に「食べた事ある?」と聞いてきます。
僕は「没吃過(食べた事ない)」と答えると、「今日帰りに行って来い!」くらいの勢いで勧めてくれます。
「肉圓」は台湾の中でも調理方法が異なり、台中や台北は、「油で揚げる」のに対し、台南など南部は「蒸す」そうです。
台湾好きを自称するにも関わらず「肉圓」を食べたことが無かったのは、その独特な見た目から、どうしても美味しそうと思えないので、食わず嫌いで避けていました。

肉圓の写真
しかし、台南で地元料理を食いまくると決意した僕は、老師が背中を押してくれたこともあり、老師おすすめの2店舗に行ってみることにしました!
老師一押し!赤崁楼の近くにある「台南武廟肉圓」

台南武廟肉圓
老師曰く、このお店は1皿3粒で食べ応えがあるらしいです。昼の12時開店で、売り切れ御免。老師に勧められた日、16時過ぎに行ったら閉まっていました。難易度高いです。
日を改めて開店直後に行きました。小さいお店で、テーブルが3つほど、10人も入れば満員といったところです。

肉圓(60TWD)

外側は柔らかい皮(米粉!?)の中に豚ミンチ肉が入っている
メニューは肉圓のみです。注文すると速攻で蒸し器から出して提供されます。
皮は名古屋の「ういろう」を柔らかくした様な食感です。米粉でしょうか。。。
具は豚肉だけの肉団子です。そこに甘い餡状の醤油たれがかかっています。台湾南部特有の甘辛い感じと、台湾特有の香辛料の風味がします。
うーん。なんだろう。なかなかコメントし難い味です。
しかし、昔は食べれなかったと思いますが、台南に住んで免疫ができたのか、「まあまあ食えるな」というのが率直な感想です。
場所
赤崁楼から歩いて3分くらいの場所にあります。観光のついでに行きやすい場所ですので是非行ってみてください!
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価格:3,000円 |
ガイドブックにも載っている有名店「福記肉圓」

店先

2粒で40TWD(1粒単位で追加可能)

蒸し器に佇む肉圓
このお店も老師のおススメです。老師曰く、スープが飲み放題なところが良いとのことです。
このお店はガイドブックで見た事がありますし、日本人観光客も多く訪れるフルーツパーラー「リリー水果店」の隣になります。ですので存在は知っていました。
午後4時前の中途半端な時間にも関わらず、お客さんはひっきりなしに入って来ます。人気のあるお店です。

40TWD
このお店は2粒で提供されます。1粒単価20TWDで同じです。
見た目は1件目のお店と似ていますが、福記肉圓の方が、癖がなく日本人には合う味だと思います。香辛料が少なめなのだと思います。あと皮は自然な甘みで美味しいです。
デフォで、生すりおろしニンニクがかかっていますので、甘辛い味に、生ニンニクのピリッと刺激は、あまり経験したことのない感覚です。
2件とも共通して言えることですが、甘味があるというレベルではなく「凄く甘い」料理です。甘い豚肉料理ですね!
スープはセルフサービスでよそいます。寸胴に骨がいっぱい入っています。このスープ凄く美味しいです。薬味に刻みセロリを載せるのですが、さっぱりしていて旨味が強いです。
場所
リリー水果店に行くついでにいかがでしょうか?僕はこちらのお店がおススメです!
まとめ
いかがでしょう?おいしそうに見えますか?
僕の感想は、これまで食わず嫌いだったけど、実際に食べてみると、まあまあ美味しいと思いました。と同時に、台湾の料理にも慣れてきたなと思いました。
多少癖がありますが、日本ではなかなか食べることのできない台湾料理だと思います。是非、台南にお越しの際には肉圓にチャレンジしてみてください!